そうめんかぼちゃ(金糸瓜)の茹で方と保存方法!冷凍保存はできるの?

記事公開日:2015年7月17日
最終更新日:2015年12月19日



かぼちゃはかぼちゃでも中身はそうめん

えっ?どういうこと?

本日もまた、おもしろいお野菜情報を引っさげてやって参りました!

カボチャ」といえば、

深緑色でデコボコした形のものだったり、
ハロウィンの時にオバケちゃんになる、

あのオレンジ色のだったりを想像しますよね。

でも今回ご紹介したい、

そうめんかぼちゃ

というのはこちら。

はい、どーん!!

カボチャの種類の一つで繊維がそうめんみたいなそうめんカボチャ

今初めての見た時には、

・・・これ、カボチャなの?

と思ってしまいますよね(^^;

私が先日、そうめんかぼちゃを探しに行った時には、
一度目に入ったにもかかわらず素通りしました(笑)

そして店員さんに連れ戻されて、

これですね!

と言われた時には本当に驚きました!

色白ですべすべ・・・

の見た事のない姿に、

これは調べてからじゃないと失敗するな!

と確信(笑)

そこであれこれ調べているうちに、たくさんの魅力を見つけたのです。
この風変わりな外見のその奥には、とっても楽しいものが詰まっていました!

今回はこのそうめんかぼちゃの、茹で方から保存方法まで、
余すことなく紹介していきます(。・∀・)ノ

それではさっそくいっていみましょう~。

まずは茹で方からっ



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そうめんかぼちゃの茹で方

まず、なんでこのお野菜、

そうめんかぼちゃ

と呼ばれるようになったのでしょう~。

その訳は、このかぼちゃ、加熱すると中身の黄色い所が、
まるでそうめんのようにシュルシュルと糸状にほぐれるところ
からきています。

正式には「金糸瓜(きんしうり)」といいますが、
糸瓜(いとうり)」ともよばれます。

これは全て、この性質からついた名前。

英語でも、

spaghetti squash(スパゲッティー カボチャ)」

というんですよ!

和名:そうめん
洋名:ぱすた

国は違えど、感じることはおなじなんですね(笑)

で、この謎めいたシュルシュル。

糸でもそうめんでも、
スパゲッティーでもなく、

繊維

なんです。

そのため、食べるとシャキシャキします(`・ω・´)

そうめんかぼちゃとは、このシャキシャキ食感を楽しむお野菜なのです(´▽`v)

そこで、ポイントとなってくるのが

  • 細い繊維がぶつ切りにならないように調理すること
  • 歯ごたえが失われないように加熱しすぎないこと
  • このふたつ!!

    そうめんかぼちゃの下ごしらえ

    さてさて。

    茹でる前に、まずはカットしないとですよね。

    この切り方ですが、繊維は横に伸びているので、
    ヘタとおしりを切り落としたら、残りは輪切りにします。

    真ん中に種とワタが詰まっているので、
    スプーンやフォークを使って取り除きましょう!

    そうめんかぼちゃを大きめの鍋で茹でる

    それではいよいよ茹でますが、そうめんかぼちゃは大きいので、
    なるべく大きいお鍋を使います。

    たっぷりのお湯を沸かし、沸騰しているところにかぼちゃをドボンと入れます。

    加熱時間はかぼちゃの厚さによって変わりますが、
    私は4等分(5,6cmくらいの厚さ)で15分というところでした。

    菜ばしなどで触ってみて、繊維がほぐれるようならOKです!

    せっかくベストな茹で具合でストップしても、
    余熱でどんどん火が通ってしまうので、すぐさま冷水にさらします。

    加熱が進むとホクホクして、繊維がバラバラにちぎれてしまうんです・・・。

    繊維がバラバラにならないよう、茹であがったらすぐに冷水にさらす!

    触れるようになったら、中心の種があった側から、
    ゆっくり優しくほぐしていきましょう。

    やさしくね!!

    うまく外れない!!という時は、かぼちゃが楕円形になるように
    ぎゅっと握るとおもしろいくらいバラッと外れますよ(^^)b

    とれたものは再び水の中へ!!

    全部終了したらザルにあげて水を切ればできあがり!

    そうめんかぼちゃが茹で上がって繊維がそうめん上になっているところ

    こちらは、1分でわかるそうめんかぼちゃの下ごしらえ動画です。

    うーん。わかりやすい。

    調理が進むに連れ、どんどんと「かぼちゃ」からは
    遠のいていくように感じます(笑)

    その一方で、この鮮やかな黄色に

    やっぱりかぼちゃなんだなあ・・・

    という感覚も覚えますね。



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    そうめんかぼちゃの保存方法について

    これで後は食べるだけの状態ですね(*゜∀゜)=3

    っと、その前に、さすがにこの量を全部一気に食べたら、
    なんだかお腹をくだしそうです・・・(^^;

    食べる分は取り分けて、残りをどうしましょ!

    ということで、そうめんかぼちゃの
    保存方法についても紹介しておきますね(^^ゞ

    このそうめんかぼちゃは、とっても長持ちするお野菜です。

    まぁ、私はカットして「おなべにぼちゃっ!」っとすべて入れてしまったのですが、
    丸ながら保存する場合は、風通しの良い冷暗所に置いておけば何ヶ月ももちます。

    カットしたものであれば、ラップで包み、それをさらに新聞紙で包んで冷蔵庫へ。
    こちらは何ヶ月もはもちませんので、できる限り早めに使います。

    冷凍保存もOK!

    冷凍保存したい場合は、繊維ほぐしまで終わらせてから、
    保存用の密閉袋に入れて、しっかり空気を抜いた状態で冷凍します。

    水の中に放せば、あっという間に解凍できるのですぐに使えます!

    そうめんかぼちゃは7~8月に多く出回りますので、
    見かけたらとにかく買っておいて、使いたい時まで寝かせておけばOKです!

    熟した方が美味しいからと、わざと寝かせてから食べる方もいるそうですよ!

    保存性がいいというのはとても嬉しい特性ですね。



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    まとめ

    今日はまた、とてつもなく
    個性的なお野菜とのめぐり会いでした!

    野菜や果物には少なからず「繊維」というのが存在するものですが、
    これだけ存在感のある繊維は初めてです(笑)

    いただきものでそうめんかぼちゃをゲットした時も、
    放置して腐らせたらダメですからね!

    こんな面白い食材ありませんよ(笑)

    こちらで、そうめんかぼちゃの食べ方についても紹介してますから!

    できれば、お子様や、お友達と一緒に、
    楽しく、おいしく、召し上がってくださいね!

    今回はそうめかぼちゃの茹で方と保存方法について紹介しました。

    ご参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノ

    ちなみに、漢字で「瓜」が付くもの一覧はこちらの記事にまとめてあります(^^ゞ

     ⇒ 瓜の種類!一覧とまとめ

    よろしければあわせてどうぞ!


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