美味しい石狩鍋の作り方!酒粕入りでおいしくなるよ!
記事公開日:2018年11月9日
生鮭が手に入る時期になると食べたくなりますよね、
「石狩鍋」!
寒くなってくる季節に、色々な具材の入った石狩鍋をみんなで囲んで。
サイコーですね!!
石狩鍋は、とっても簡単に作れるんですよ。
鮭に、春菊に、豆腐に・・・あとは~・・・酒粕!
酒粕を入れれば体も温まって良いですよね!
あとは~・・・
何を入れればいいのか、けっこう忘れちゃいますよね。(;^ω^)
ここはひとつ、石狩鍋の具材や作り方をチェックしておきましょう。
せっかくなので、一緒に歴史についても見ておきましょう。
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石狩鍋とは
まずは、「石狩鍋」について確認していきましょう。
石狩鍋とは、北海道を代表する郷土料理で、
「生鮭」を使用するのが特徴です。
鮭が遡上することで有名な石狩川が名前の由来と言われています。
具は鮭の他に、「キャベツ」「玉ねぎ」「大根」「豆腐」「人参」などが一般的で、
味付けは鮭のアラや昆布で取った出汁に、味噌を加えます。
鮭の生臭さを消すために「酒粕」を入れたり、
まろやかさの隠し味に「バター」や「牛乳」なども使用されます。
好みによって、「山椒」を最後に振りかけても美味しいです。
お鍋を食べ終わった後には、
「雑炊」「うどん」「パスタ」「ラーメン」などのシメがおすすめです。
このシメがまたいいんですよね~。
早速、作り方をチェックしましょう!
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美味しい石狩鍋のレシピを紹介
それでは、石狩鍋の作り方です!
- 材料(4人分)
- 生秋鮭のアラ:1尾分
- 生秋鮭:4切れ
- 大根:300g
- 玉ねぎ:1個
- 人参:1本
- 焼き豆腐:1丁
- 長ねぎ:適量
- 春菊:お好み
- みりん:大さじ1
- 味噌:大さじ1
- 酒粕:適量
1.
大根や人参などの野菜は皮を剥いた後、薄切りにしておく。
2.
生秋鮭のアラをたっぷりのお湯で煮てアクを取ります。
3.
長ねぎと春菊以外の野菜を加えて15分~20分程度煮こみます。
4.
酒粕や調味料を加えて味を調えます。
5.
土鍋に出汁と野菜を移し、生鮭と焼き豆腐を加えて5分程度煮こみます。
6.
最後に長ねぎと春菊を乗せたら完成です。
大根・人参・玉ねぎなどの野菜と、最後に乗せるねぎや春菊では
鍋に加えるタイミングが異なりますので注意が必要です。
特に、春菊はグダグダに似てしまうと、苦みが出てきて美味しくないので
サラッと火を通すくらいが美味しいですよ!
調味料はあくまで目安なので、好みによって調整しましょう。
具は、「とうもろこし」「ゴボウ」などの野菜、
「イカ」「ホタテ」「エビ」などの魚介類を入れても合います。
味噌と相性が良い「バター」や「いくら」を最後にトッピングするのもおすすめです。
定番:大根、玉ねぎ、にんじん、ねぎ、春菊
追加:ごぼう、トウモロコシ
必須:生鮭
追加アレンジ:イカ、ホタテ、エビ、いくら
必須:味噌、酒粕
追加アレンジ:バター
酒粕入りの石狩鍋は、体がポカポカと温まりますので、冷え性の女性にもおすすめです。
アルコール成分は、煮込んでいるうちに飛んでしまいますので、小さなお子さんでも食べられます。
酒粕は煮込み具合や酒造メーカーでかなり味が変化します。
自分好みのものを見付けられるとラッキーですよね。
意外とアレンジができちゃうので、
シンプルに食べても良いですし、贅沢アレンジをするのもワクワクしますよね!
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石狩鍋の歴史
レシピをチェックしたところで、石狩鍋の歴史について見てみましょう。
石狩鍋の歴史は長く、明治13年に割烹料理店「金大亭」で提供されたのが始まりと言われています。
石狩鍋は帯広地方では「十勝鍋」とも言われています。
もともとは、
地元の漁師が獲れた魚と野菜を味噌汁の中に入れて食べていた「漁師料理」だったそうです。
そこに、キャベツや玉ねぎなどの西洋野菜を加えたり、
山椒をかけて食べる今の「石狩鍋」にしたのが、金大亭と言われています。
2008年7月には「食いごろ」という語呂に合わせ、
9月15日が日本記念日協会によって「石狩鍋記念日」と認定されました。
9月15日は「石狩鍋記念日」
また、石狩鍋は「生鮭」を使用するのが特徴ですが、
塩鮭を利用して作る同じく北海道生まれの「三平汁」と混同されることがよくあります。
石狩鍋は、鮭だけを使用するのに対して、
三平汁では鮭の他に、「ニシン」や「タラ」などの魚も使います。
更に、味噌味の石狩鍋とは違い、三平汁は塩味が基本な点も大きな違いです。
石狩鍋って、家庭料理ではなく「おもてなし」の料理だったんですね~。
確かに、具材がたくさん入ってて嬉しいですもんね!(´ー`*)ウンウン
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まとめ
今回は「石狩鍋」の作り方を紹介しました。
石狩鍋は、もともとは生鮭を使った漁師料理だったんですね。
割烹料理屋さんが今の形にしたなんて、ちょっと意外でしたよね。
ちなみに、「石狩鍋」を提供し始めた金大亭 ですが、今も営業しています!
札幌のお隣の石狩市にありますよ~。
魚介と野菜の旨みがぎゅっと詰まった石狩鍋は、
「お肉のお鍋、ちょっと苦手」
「お肉のお鍋の気分じゃない~」
って時も、オススメですよね。
野菜もタンパク質も同時にたっぷり摂取でき、栄養バランスの面でもgoodです。
味噌ベースの素朴な味わいで、
「コーン」や「バター」をトッピングすれば、小さなお子さんも大喜びです!
酒粕を入れれば体の内側からポカポカしてきますし、
寒い季節には本当にピッタリなお鍋ですよ!
ちなみに石狩鍋は食べ終わった後もオイシイです。
というのも、今回紹介した基本レシピでも、アレンジレシピでも、
食べ終わった後に、お魚やお野菜のお出汁がたっぷり含まれた汁が残ります。
これを捨ててしまうのはあまりにモッタイナイ!
ということで、以下の記事では石狩鍋を食べ終わった後の、
シメの方法について紹介しています。
>> 石狩鍋のシメはどうする?うどん?雑炊?それともパスタ?
よろしければこちらの記事もご参考にしてくださいね!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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