カレースパイスの種類には何がある?基本4種の特徴や効能をチェック!
記事公開日:2017年12月26日
カレーにはたくさんのスパイスが使われています。
市販のカレールーを溶いて作ることが多いですが、
ルーを使わずにスパイスを混ぜて作ることもできます。
市販のカレールーを使用しないでカレーを作るのは難しそうですが、
スパイスを混ぜ合わせればカレーを自分の好みの味にすることができます。
市販のカレーるに好みのスパイスを入れるだけでも、
いつもの味からバージョンアップ!
オリジナルのカレーが作れます。
ところで、このカレースパイス。
いったいどんな種類があるのでしょうか。
なんだか、たくさんの種類がありそうですよね。
と、いうことで!
今回はカレースパイスの種類についてまとめました。
多くのカレーに使用されている基本の4つのスパイスの特徴や効能をチェックしていきましょう。
市販のカレールーを使わないレシピも紹介しますのでチェックしてみてくださいね。^^
目次
基本のカレースパイス4種類
クミン
クミンはエジプト原産のセリ科の一年草です。
独特な香りとほろ苦さ、強い辛みがあり香辛料として、
など、多くの国で使われています。
市販のカレールーにも配合されていて、
カレー特有の香りと辛みを生み出しています。
ターメリック
ターメリックはインド原産の植物。
別名ウコンと呼ばれています。
ショウガ科ウコン属の多年草で鮮やかな黄色が特徴です。
ターメリックは独特な香りが特徴で市販のカレールーに含まれるほか、
黄色い染料として用いられることも多いです。
また肝機能回復の効果もあるので、
二日酔い用の栄養ドリンクにも含まれています。
コリアンダー
コリアンダーは地中海東部原産のセリ科の一年草で別名パクチーと呼ばれています。
葉は独特な香りがあるので嫌煙されることも多いですが、
タイ料理、ベトナム料理では頻繁に使用されます。
インドではコリアンダーの種子をすりつぶして、
香辛料としてカレーに入れることが多いです。
レッドペッパー
レッドペッパーというのは日本でいう唐辛子のこと。
焙煎した赤唐辛子の粉が混ざっているので香ばしい香りがあります。
日本の七味は赤唐辛子を細かく砕いて調味料にしていますが、
レッドペッパーの場合は粉状になるまでミルで挽いてから
他の香辛料と混ぜてカレーなどのスパイスに使っています。
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その他のカレーによく使われるスパイス
この4つがカレースパイスの基本ですが、
その他にもよくカレースパイスに使われているものがあります。
ここでは、さらにカレーのうまみを引き立たせる
上記4種以外のスパイスもちょこっとみていきましょう。
ナツメグ
ナツメグはニクズク科の常緑高木から採れる種子から作られた香辛料。
淡い香りとピリッとした辛みがあり、カレールーにも含まれますが、
ハンバーグやステーキなど肉料理の臭い消しにも使われます。
シナモン
シナモンは熱帯に生育するクスノキ科の樹木の皮から作られた香辛料。
ニッキとも呼ばれていて薬剤のような独特の香りとピリッとした辛みが特徴です。
シナモンロールや八つ橋などお菓子に入れるイメージが強いですが、
カレールーやソースなどにも含まれています。
カイエンペッパー
カイエンペッパーは赤く熟した唐辛子の実を乾燥させた香辛料です。
強い辛みが特徴で、レッドペッパーを上回る辛みがあります。
風味ではなく辛みを足したいときに使用します。
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ルーを使わず作るスパイスカレーのレシピ
さて。
カレースパイスのそれぞれの特徴をチェックしたところで、
ここでは市販のカレールーを使わずに
スパイスを混ぜて作るカレーレシピを紹介していきましょう。
スパイシーカレー
材料(2人分)
- カレールー
- 玉ねぎ:3個
- にんにく:1片
- しょうが:1片
- トマト:2個
- クミンシード:小さじ1
- ターメリックパウダー:小さじ1
- コリアンダーパウダー:大さじ2
- レッドペッパー:小さじ1
- ナツメグ:小さじ1
- シナモンパウダー:小さじ1
- カイエンペッパー:小さじ1
- オリーブオイル:大さじ2
- その他の材料
- お米:2合
- 鶏もも肉:1枚
- じゃがいも:2個
- にんじん:1個
- 玉ねぎ:1個
- サフラン:小さじ1/2
- 水:2カップ
1.
まずカレールーを作ります。
2.
玉ねぎ、にんにくをみじん切りにします。
3.
トマトはざく切りにして、しょうがはすりおろします。
4.
フライパンにオリーブオイルを引いて、クミンシードとにんにくを入れます。
5.
香りが出てきたら玉ねぎを入れて炒めます。
6.
焦げ付かないようにしっかり混ぜて飴色になるまで炒めます。
7.
焦げそうな場合は火を弱めましょう。
7.
キレイな飴色になりまとまってきたら、その他のスパイスをすべて入れます。
8.
ムラなく混ぜ合わせてペースト状になったらトマトを加えてカレールーのできあがりです。
9.
- 鶏もも肉
- じゃがいも
- にんじん
- 玉ねぎ
を食べやすい大きさに切ります。
10.
鍋にオリーブオイルを引いて鶏肉を焼きます。
11.
焼き色が付いたらいったん取り出します。
12.
鍋に水を2カップ入れてじゃがいも、にんじんを入れます。
13.
沸騰してきたら玉ねぎを入れて、少しずつアクを取ります。
14.
具が柔らかくなったらフライパンのカレールーを鍋に入れて溶かしていきます。
15.
ルーが溶けたら鶏もも肉を入れます。
16.
味が馴染んできたらできあがりです。
17.
炊飯器に洗ったお米2合を入れて、既定の量の水とサフランを入れて炊きます。
18.
サフランライスにチキンカレーをかければできあがりです。
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まとめ
今回はカレースパイスの種類について紹介しました。
いろいろなスパイスを混ぜ合わせることで味に深みやコクがでますし、
市販のカレールーでは出せない自分だけの味わいを出すことができます。
また、スパイスそれぞれの分量を変えるだけでまた風味が変わってくるので、
スパイスの調合もおいしいカレーを作るうえで重要なポイントです。
お見せで食べるようなおいしいカレーが家でも作れちゃいますので、
ぜひ一度、手作りカレーにトライしてみてはいかがでしょうか。^^
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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