ハヤトウリ(隼人瓜)の食べ方!下処理で気を付けるポイントは?
記事公開日:2015年8月2日
最終更新日:2015年12月19日
ころんと小ぶりで洋梨のような形をしている
ハヤトウリ。
あまりスーパーやレストランでも見かけない野菜なので、
初めて見た方は
「なんじゃこりゃ!?」
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか(^^;
ハヤトウリはメキシコ南部から南米北部にかけての熱帯地域が原産で、
見た目もとても洋風!
でのすが~、
実は大正時代初期にはすでに日本に伝わっている野菜なのです(^^
その名も鹿児島の薩摩隼人に由来し、
ハヤトウリ!
とされたので、日本には根深い野菜とも言えますね(^^
今回はそんなハヤトウリの
などを紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてくださね(^^ゞ
それではさっそくいってみましょう~
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目次
ハヤトウリってどんな瓜?
そもそもハヤトウリってどんな瓜なのかというお話から(^^ゞ
ハヤトウリは手の平に乗るくらいの小ぶりなサイズのウリ科植物で、
キュウリやヘチマに比べると形は丸く肉厚です。
果皮の色がクリーム色の品種と薄緑色の品種があり、
比較するとクリーム色の品種はやや小ぶりでクセのない味。
反面、薄緑色は大ぶりで青臭い風味があります。
栄養価はそう高い方ではありませんが、カリウムを多く含んでいます。
カリウムは身体の中の塩分量を調節してくれる働きがあるので
高血圧の方には嬉しい野菜といえるでしょう。
また、100gあたり20キロカロリーと低カロリーなのでダイエットにも効果的ですよっ
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ハヤトウリの下処理について
ではさっそく、ゲットしたハヤトウリはどうすればいいのか。
というお話をさせていただきます!
ハヤトウリは少々苦みのある野菜ですが、
塩揉みや加熱調理すればすぐに苦味は抜けてしまいます。
どうしても気になるという場合は、
クセのないクリーム色の品種を使うといいでしょう。
下処理はまず、表面の硬い皮をピーラーなどで剥き、
半分に切った後真ん中の大きな種を取り除きましょう。
その後、中を洗うように水洗いし、塩をすり込み苦味を取ります。
ハヤトウリは生でも十分食べられる野菜ですが、
苦みや硬さが気になるという方は、
縦4、6つに切り塩を加えた熱湯で約2分下茹でするといいでしょう。
これで実も苦みもやわらかくなります(^^
ハヤトウリの食べ方
では、次に下処理をしたハヤトウリをおいしくいただく方法について紹介します♪
ハヤトウリと昆布のお手軽浅漬け(二人分)
1.
ハヤトウリ1個は皮を剥き、縦半分に切り種を取り除きます。
2.
塩をすり込みよく洗ってから5、6mmの厚さに切っておきましょう。
3.
切ったハヤトウリをビニール袋に入れ、
を加えます。
4.
そのまま冷蔵庫で一晩漬ければ出来上がりです。
ハヤトウリの中華風スープ(二人分)
1.
下処理したハヤトウリ1個を乱切りにします。
2.
- 長ネギ1/2
- 生姜1欠け
- ニンニク1欠け
をみじん切りにしておきます。
3.
鍋に、
- サラダ油
- 生姜
- ニンニク
- 豆板醤
を入れて炒め、香りが立ったら鶏ひき肉を入れます。
4.
ひき肉がパラパラになるまで炒めたらハヤトウリを入れます。
5.
全体に火が通ったら
- 水200cc
- 顆粒の鶏ガラスープ:小さじ2
- 砂糖:大さじ1
- 酒:大さじ1
- 醤油:大さじ
を入れます。
6.
沸騰してきたら弱火にして煮込み、水溶き片栗粉大さじ1を加えてとろみが出たら最後に長ネギを入れて出来上がりです。
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ハヤトウリとベーコンの炒め物(二人分)
1.
下処理したハヤトウリ1個を食べやすい大きさに切ります。
2.
フライパンにオリーブオイルをひき、バターを1欠け溶かします。
3.
ベーコン3枚分を短冊切りにしてフライパンで炒めます。
4.
そこにハヤトウリも加えて炒め、塩コショウで味を整えたら出来上がりです。
簡単なので朝食に嬉しい一品です。
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副菜に便利なハヤトウリを上手く活用しよう
今回は、ハヤトウリの下処理方法と、食べ方をいくつか紹介いたしました。
生でも食べられ、炒めても煮ても美味しいハヤトウリは副菜にぴったり!
とくに漬物は一度にたくさん作って置けば、
ちょっと一品足りないときなどに便利ですし、保存も利くのでおすすめです。
市場であまり見かけないのが難点ですが、
最近ではネット販売もやっていますよね(^^
気に入ったら定期的に購入して食べるのもおすすめですよっ
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノ
ちなみに、漢字で「瓜」が付くもの一覧はこちらの記事にまとめてあります(^^ゞ
よろしければあわせてどうぞ!
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