ほうれん草の栄養を逃がさない方法は?根元のほうはどうする?
記事公開日:2015年5月23日
最終更新日:2019年9月10日
ほうれん草といえば、お浸し、サラダ、
パスタに炒め物とレシピ豊富な野菜ですね。
栄養価が高い食材ですのでうまく日々の料理に
取り入れられるといいですよね~。
ただ、
ほうれん草って茹でると栄養がなくなっちゃうんじゃないの?
と思っている人も結構多いと思います。
さてはて。
ホントに茹でて栄養が逃げてしまうのであれば、その解決策とは?
そこで、今回は、ほうれん草の栄養を逃がさないで
うまく調理できる方法を調べてみました!
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^
それでは、さっそくいってみましょう~。
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ほうれん草の栄養価について
ほうれん草はとても栄養価の高い野菜です。
特に以下の栄養素たちは、ほうれん草の特徴とも言えます。
- 鉄分
- βカロチン
- ビタミンA、ビタミンC、ビタミンK
- カルシウム
- 葉酸
- カリウム
ちなみに、根っこの赤いところは
マンガンという栄養素が豊富に含まれています。
これは骨を強くする働きがある栄養素ですので、
捨てずに食べてしまいましょう!
根元の方をよく洗って、ギリギリの部分をカットするのがコツですよ(^^
さらに、鉄分の含有量は牛のレバーに匹敵するほどです。
しかしながら、ここでちょっと待ったコール!
ほうれん草に含まれているシュウ酸が
鉄と結合してしまうため、吸収率は良いとは言えません。
で、ここからがミソなんですけど、
シュウ酸は下茹ですれば減らすことができます。
塩を入れるとシュウ酸が抜けにくくなりますので、
気になる方は何も入れずに茹でるといいでしょう。
ビタミン類、ミネラルも豊富に含まれているので
お肉などと組み合わせて摂っていきたいですね!
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栄養を逃がさないゆで方は?
ほうれん草は水溶性の栄養素が多いため、
茹でると栄養が逃げてしまうのが難点です。
そこで、少しでも栄養を逃がさないで茹でる方法をご紹介します。
1.根本までしっかり洗って砂を落とす。
2.たっぷりのお湯を沸かす。
3.2~3束持って根本をお湯に入れ、しんなりとしたら葉も入れる。
葉は10秒程度でしんなりしますので、くぐらせる程度です。
4.茹であがったらすぐに冷水につけ、
絞れる程度に冷たくなったら水からあげる。
5.食べやすい大きさに切り、バットなどに広げて冷凍する。
凍ってから、冷凍用の保存袋などに移動させましょう。
ポイントは、切らずに茹でる事と一気に茹でずに2~3束ずつ茹でる事です。
切ってから茹でると栄養素が切り口からどんどん逃げてしまいます。
また一気にたくさん茹でようとすると、茹でむらができますし、
小分けにして茹でやすくした方が、処理がスムーズになります。
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栄養を逃がさない保存方法は?
次にほうれん草の保存方法についてみていきましょう。
なるべく栄養を逃がさないようにするには「素早く冷凍する」ことです。
ご家庭で急速冷凍はできませんので、
出来る限り早く冷凍するには以下に注意しましょう!
こうして凍ったあとは、冷凍庫の臭いが移るのを防ぐために
フリーザーバックなどに移動させるといいでしょう。
こちらは生のまま保存する方法です。
生のまま使うシチューやスムージーなどに便利ですよ!
まとめ
栄養たっぷりのほうれん草。
ですが、茹でると栄養が逃げてしまうので
まずは栄養がなるべく逃げにくい茹で方をしましょう!
そして茹であがったらすぐに冷凍することで、
最大限栄養を摂りながらほうれん草を美味しく頂くことができます。
ちょっと手間だなあと思うこともありますが、
ほうれん草は足がけっこうはやいです(^^;
「私も、ちょっと後で」というつもりが、
しなっしなにさせてしまうことがよくありますorz
すぐに全部使うアテがないのであれば、
面倒がらずに買ってきたその勢いでやってしまいましょう~(^^
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