鍋に使う生の白子の下処理はどうする?余りは保存できるの?
記事公開日:2019年6月14日
冬は「白子」が美味しい季節!
お鍋に入れた白子は、トロッと濃厚。
ポン酢&もみじおろしと一緒に食べれば、
お酒の肴にもぴったりですよねー!
さて、そんなおいしい白子。
ですが料理によっては、下処理をしっかりしないと
生臭くなってしまうので注意が必要です。
いったい白子を料理に使う時には、
どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
と、いうことで!
今回は白子の簡単な下処理の仕方や
白子鍋の作り方についてまとめました。
それではさっそくみていきましょう!
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白子について
白子とは「魚の精巣」のことを指します。
そして一般的に鍋でよく使用されるのは、
「タラの白子」
です。
見た目な脳みそのようでちょっとグロテクスですが、
味は濃厚でクリーミーなのが特徴です。
実はタラの白子は地域によって呼び方も異なります。
新鮮な白子は、輪郭がはっきりしていますが、
鮮度が失われていくと溶けて輪郭がぼやけてくるのが特徴です。
白子を購入する時には、輪郭がはっきりしている
新鮮な物を選ぶようにしましょう。
また、白子の種類は、
じつはタラだけではありません。
なども珍味として人気があります。
サケの白子は安価ですが、
タラやフグに比べて、味は少し落ちます。
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白子の下処理方法
では次に、自宅で簡単にできる
白子の下処理方法についてみてみましょう。
材料
- 白子:400g
- 塩:小1
- 熱湯:適量
1.
最初に白子を、水で優しく洗います。
2.
洗った白子をボウルに入れて、塩と一緒に混ぜます。
3.
泡のようなものが出てくるので、しっかりぬめりが落ちるまで水で洗い流します。
4.
水を切った白子をボウルに入れて、今度は熱湯を入れて臭みを取ります。
5.
白子を流水で流し、最後に食べやすい大きさに切ったら完成です。
白子を洗う時には、優しく洗いましょう。
白子は力を入れてしまうと傷つきやすく、
ぐちゃぐちゃになってしまいます。
血合いや汚れや薄皮は出来るだけ
キレイに取り除きましょう。
汚れをキレイに取り除くことが、
臭みのない美味しい白子にするポイントです。
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白子鍋のおすすめレシピ
次に、家庭で作れる簡単な白子鍋の作り方をご紹介します。
- 材料(4~5人分)
- 酒:大さじ2
- 顆粒だし:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 塩:小さじ1/2
- 醤油:小さじ1/2
- 水:1リットル
- 鱈の身:500g
- 白子:300g
- 白菜:1/8
- 長ねぎ:1本
- しめじ:1/2パック
- 豆腐:1丁
1.
お鍋に調味料を入れて沸騰させます。
2.
白子以外の具材をお鍋で先に煮ます。
3.
全体的に火が通ったら、白子を上に乗せます。
4.
白子を入れて煮込んだら完成です。
白子は「お寿司」や「白子ポン酢」で食べる場合は、下処理が必要です。
しかし、
お鍋で食べる場合は軽く汚れを洗い流したら、
生のまま煮込んでOKです!
匂い嗅いでみて生臭さがきついと感じる場合は、
鍋でも下処理をしたほうがおすすめです。
上記の具材以外にも、
などを入れても美味しいです。
〆は雑炊の他に
なども合います。
余った白子の保存方法について
ちょっと困ってしまうのが、
白子が使いきれずに余ってしまった場合ですよね。
最後に、生の白子が余ってしまった時の
保存方法についてみてみましょう。
生の白子は、できるだけ使い切ってしまったほうが良いです。
しかし、どうしても残ってしまう場合は、
加熱をしてから保存
するのがおすすめです。
白子のような繊細な食材を生のまま保存すると、
味や風味が劣化してしまいます。
そうすると解凍した時に生臭くなり
食べられなくなってしまうこともあります。
そのため、一度しっかり下処理した加熱済みの白子を
冷凍保存するのが一番おすすめです。
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まとめ
今回は生の白子の下処理方法や、
食べ方、保存方法について紹介しました。
白子は塩と熱湯で下処理をすることで、
嫌な臭みを取ることができます。
白子は長時間火にかけると溶けてしまうので、
短時間でささっと調理するのがポイントです。
余った白子は加熱した後に小分けに冷凍をしておけば、
すぐに白子のポン酢和えなどの一品にすることができて便利ですよ!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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