しめじに含まれる栄養「オルニチン」の効果とは!?1パックの栄養成分やカロリーも
記事公開日:2019年4月28日
スーパーで一年中安く売っていて、
味も食べやすいので人気がある、しめじ。
しかもしめじは栄養価も高く、
家庭料理に上手く取り入れたい食材と言われています。
しかし、「栄養がある」とはいっても、
いったいどのような栄養があるのでしょうか。
有名な栄養素として「オルニチン」などがありますが、
どのような効果が期待できるのでしょうか。
と、いうことで!
今回はしめじに含まれている栄養成分やカロリーなど、
しめじの栄養価値についてまとめました。
それではさっそくみていきましょう!
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しめじの栄養成分
まずは、しめじの栄養成分についてみてみましょう。
現在スーパーで多く流通している「ぶなしめじ」を対象に、
100gあたりと、1パックあたりの栄養成分の含有量をまとめてみました。
栄養成分 | 100gあたり | 1パック(300g) |
ビタミンD | 2.2μg | 6.6μg |
ビタミンB1 | 0.16mg | 0.48mg |
ビタミンB2 | 0.16mg | 0.48mg |
ナイアシン | 6.6mg | 19.8mg |
ビタミンB6 | 0.08mg | 0.24mg |
葉酸 | 28μg | 84μg |
パントテン酸 | 0.86mg | 2.58mg |
ビタミンC | 7mg | 21mg |
リン | 100mg | 300mg |
オルニチン | 140㎎ | 420mg |
しめじには、
- 胎児の育成に欠かせない「葉酸」
カルシウムの吸収を助ける「ビタミンD」
神経を整えうつや統合失調症の改善にも期待がされている「ナイアシン」
などが多く含まれています。
ダイエット中や妊娠中で
「体重は増やしたくないけど、栄養はしっかり摂りたい!」
という人に、おすすめの食材なのがしめじです。
ちなみに、あまり有名ではありませんが、
とビタミンDの含有量が
2倍ほどに跳ね上がります。
「しめじで栄養をしっかり摂りたい!」
という場合は試してみるのもよいですね。
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オルニチンの効果について
しめじには多くの栄養成分が含まれていることがわかりましたね。
中でも最近、特に注目をされているのが「オルニチン」の存在です。
オルニチンは二日酔いの改善に効果があると言われ、
「しじみ」に含まれていることで有名です。
しかし、実はしじみよりも「しめじ」のほうが、
オルニチンの含有量が5~7倍も多いそうなんです!
そのため、二日酔いをした時にはしじみ汁を飲むよりも、
しめじを食べた方がオルニチンを摂取しやすいのです。
さて。
そもそも、オルニチンにはどのような効果があるのでしょうか。
オルニチンの効果
オルニチンには「肝臓の働きをサポートする効果」があります。
肝臓は体内の「解毒」を行う部分で、
お酒を飲んだ場合アルコールの分解を行います。
お酒を沢山飲んでしまうと
肝臓の解毒作業の負担が大きくなってしまいます。
そのため肝機能が低下してしまうと指摘されています。
ですので、お酒に弱い人やお酒を沢山飲む人は、
肝臓の動きを促進するオルニチンを摂取するのが良い。
と言われています。
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しめじ1パックのカロリー量について
最後に、しめじのカロリー量についてみてみましょう。
しめじは、1パック(300g)で42kcalと
非常に低カロリーなのが特徴です。
100gあたりに換算すると14kcalしかありません!
ついでに、他のきのこもどのくらいのカロリーなのかチェクしてみましょう。
種類 | 100gあたりのkcal |
しめじ | 14kcal |
しいたけ | 17.9 kcal |
えのきだけ | 22kcal |
なめこ | 15kcal |
まいたけ | 16kcal |
エリンギ | 23.9 kcal |
しめじは低カロリーなキノコの中でも、
カロリーが抜群に低いのがわかりますね。
一方、カロリーが高めなのは、「エリンギ」なんですね。
エリンギは食べ応えがあるので、
カロリーが高めと聞いても納得です。
意外だったのは「えのきだけ」ですね。
えのきだけは、細かくバラバラしてから調理することが多く、
あまり高カロリーには見えません。
きのこの中ではそれほどカロリーが低くないんですね。
しかし、食品全体の中ではきのこはどれも低カロリー。
なので、ダイエットをしている人にも
おすすめの食材と言えそうです。
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栄養を吸収しやすい食べ方
最後に、しめじの栄養を吸収しやすい食べ方
についてご紹介したいと思います。
しめじに多く含まれている「ビタミンD」は脂溶性。
油と一緒に摂取することによって
効率良く栄養を摂取することができます。
また、しめじに含まれる水溶性の「ナイアシン」や「葉酸」などの
栄養を効率的に摂取するには「お鍋」にして食べるのがおすすめです。
しめじの栄養がスープに溶け出すので、
スープごと飲めば栄養を余すことなく摂取できます。
特にきのこは、1種類だけで食べるよりも、
色々な種類を合わせて食べる方が旨みや食感がアップします。
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まとめ
今回はしめじに含まれる栄養や、
1パックや100gあたりのカロリー量について紹介しました。
しめじはなんといっても低カロリー。
肝臓の働きを助ける効果を持つオルニチンの含有量が
しじみよりも高いことがわかりました。
しじみは時期や店舗によっては、
スーパーに置いていないこともありまよね。
しかし、しめじであれば年中いつでも手軽に入手ができます。
おまけに価格も変動しにくく、いつも安いのが魅力です。
二日酔いや肝臓機能の低下で困っている場合は、
ぜひしめじでオルニチンを摂取してみてくださいね。^^
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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