辛子蓮根は常温保存でも大丈夫?ボツリヌス食中毒事件についても




熊本の郷土料理としてお土産でも定番になっている「辛子蓮根」。

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ピリッとした辛さが、お酒にもご飯にも合うと、人気がありますよね。

そんな普通のお土産としてよく見かける辛子蓮根。
かつて死者が出る程の食中毒事件があったのを知っていますか!?

え!?何!?辛子蓮根って死ぬの!?

って、ビックリしちゃいますよね。
辛子蓮根にボツリヌス菌が混入していたため、ボツリヌス食中毒事件で11名が亡くなりました。

辛子蓮根って怖いの!?

なんて思っちゃうかもしれませんが、そんなことありませんよ!
特定の条件が重なったことで起こった事故です。

ところで辛子蓮根って、一度に食べきれませんよね。
常温保存で良いのか、冷蔵庫に入れておいたほうが良いのか・・・
悩んじゃいますよね。

そこで!

今回は辛子蓮根の保存方法について紹介したいと思います。
一緒に辛子蓮根の食中毒事件もチェックしておきましょう!



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辛子蓮根とは

そもそも、辛子蓮根は、寛永九年に熊本藩主・細川忠利に
滋養強壮に良い食べ物」として献上されたのが始まりと言われています。

辛子蓮根には「ビタミンC」「ビタミンK」「モリブデン」「セレン」が豊富に含まれており、美容や健康に良いとされています。

「ビタミンC」は、免疫力を高めたり、コラーゲンの生成に役立ちまし、
「ビタミンK」は、丈夫な骨づくりや、止血効果を発揮します。

「モリブデン」は、貧血予防、プリン体の分解に効果が期待できると言われています。
「セレン」は、生活習慣病や動脈硬化の予防に良い成分だとされています。

辛子蓮根に含まれる栄養素

  • ビタミンC:免疫力の向上、コラーゲン生成。
  • ビタミンK:骨組織の石灰化や止血効果。
  • モリブデン:貧血予防やプリン体の分解効果が期待されている。
  • セレン:生活習慣病予防、動脈硬化予防。
  • 体に良い栄養素がたくさん入っているんですね!

    作り方は簡単で、レンコンの穴に「辛子味噌」を詰めて十分に味を馴染ませてから、
    揚げ衣をつけて10分位ころがしながら、じっくりを火を落として揚げるだけなんです。

    揚げたての辛子蓮根は格別な美味しさで、そのまま食べても美味しいですが、
    お好みで醤油マヨネーズをつけて食べることもできます。

    揚げたての辛子蓮根なんて、なかなかレアですね。
    食べてみたいですよね!



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    保存方法と賞味期限

    辛子蓮根って一度に食べきれないですよね。
    そこで、辛子蓮根の保存方法賞味期限についてチェックしていきましょう。

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    現在販売されているお土産用の辛子蓮根の賞味期限は、一般的に「2日~3日」と非常に短いのが特徴です。

    これは後述する1984年のボツリヌス食中毒事件の影響と言われています。

    消費の目安は、冷蔵保存で「1週間程度」、冷凍保存で「1カ月程度」とされています。
    保存方法は、多くの場合「冷蔵」や「冷凍」を推奨しています。

    辛子蓮根の保存期間

  • 冷蔵保存 ⇒ 1週間程度
  • 冷凍保存 ⇒ 1カ月程度
  • ボツリヌス食中毒事件では、
    常温保存によってボツリヌス菌が繁殖しやすい状況になってしまったことが指摘されています。

    なので、食中毒を避けるために、常温保存はできるだけ避けた方が無難です。

    さて、この「ボツリヌス食中毒事件」。
    死者まで出ていて怖いですが、どんな事件だったのか次の項目で見ていきましょう。



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    辛子蓮根のボツリヌス食中毒事件について

    辛子蓮根のボツリヌス食中毒事件は、1984年6月に起こりました。

    原因となったのは、熊本県にある「三香株式会社」が製造していた真空パックの辛子蓮根でした。

    真空パックの辛子蓮根による被害は、
    36名の中毒者を出し、その内11名が死亡するという大事件に発展しました。

    このボツリヌス食中毒事件では、
    ボツリヌス菌の毒素が検出される原因がいくつもあると指摘されています。

    まず、辛子蓮根に使用されている「からし粉」に、
    何らかの原因でボツリヌス菌が混入してしまったこと。

    そして、ボツリヌス菌が混入した原料で辛子蓮根が製造されて真空パックされた後、
    相当期間冷蔵保存されたことにより、ボツリヌス菌から毒素が産生されてしまったこと。

    常温保存状態で流通していたことも悪影響し、
    最終的には有毒化するまでに至ってしまったと言われています。

    ここで、ちょっとだけ「ボツリヌス菌」について紹介します。

    ちょっとだけ「ボツリヌス菌」の紹介

  • 真空パックなどの酸素のない状況で毒素を出す(空気があれば毒素は出ない)。
  • 土壌中や海底、湖底などに広く毒素を産生しない形で分布している。
  • 毒素自体は100℃で1~2分の加熱で失活する。
  • 毒素は25gで人類を全滅させられる致死量に相当する(毒性は超強い)。
  • 毒素はしわ取り(ボトックス)等に使われている。
  • ボツリヌス菌自体は、そこら中にいるんですねぇ。
    毒素さえ出なければ、それほど怖くありません。

    この事件の場合は、真空パックが致命的だった可能性が高いですよね。

    このボツリヌス食中毒事件の影響で、
    三香株式会社以外の辛子蓮根製造会社も風評被害を多く受けたと言われています。

    真空パックがボツリヌス菌毒素産生の温床になってしまった

    という反省から、事件後は真空パックを使わない包装方法が増え、
    消費期限も2、3日~1週間程度と短くなったと言われています。



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    まとめ

    今回は、辛子蓮根の保存方法とボツリヌス菌による食中毒事件について紹介しました。

    食中毒事件は怖いですが、

    辛子蓮根にはボツリヌス菌がいる

    という訳ではなく、
    製造工程やパッキングの組み合わせが最悪だったために起こった事件と言えそうですね。

    万が一、仮に、ボツリヌス菌が混入していたとしても、
    空気のある状態であれば毒素は産生されません

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    保存は多くの食品同様、冷蔵や冷凍での保存で大丈夫ですよ。

    一度に食べきれなくて時々困る辛子蓮根・・・
    とりあえず冷蔵庫に入れておいてっと。\(・_\)カラシ蓮根 (/_・)/コッチニオイトイテ.
    辛子蓮根の食べ方やアレンジについても後日紹介していこうと思っています!

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ


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