アンコウの肝の食べ方!鍋、蒸す、ソテーなど。

記事公開日:2018年10月28日



冬の味覚、アンコウの肝は、
珍味として人気がありますよね。

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アンコウの肝には、「」と「加工品(缶詰)」の2種類があります。

加工品はスーパーなどで一年中手に入りますが、
「生」はアンコウの旬である12月~2月に食べることができます。

アンコウの肝は「海のフォアグラ」と呼ばれ、
こってりとした濃厚な味わいが特徴です。

脂質の濃厚な味わいだけではなく、
カルシウムの吸収を助けるビタミンDをはじめ、
リンナイアシンなどの栄養も豊富なんです。

でも、The 肝臓!!って感じで、見た目がちょっとグロいですし、
生臭そうですよね・・・

そこで、
今回は自宅でも簡単にできる美味しいアンコウの肝の食べ方について、
詳しく調べてみたいと思います。



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鍋にして食べる方法

まずは定番の「アンコウ鍋」に、アンコウの肝を使う方法についてご紹介します。

アンコウ鍋は、アンコウを余すことなく堪能したい人におすすめの食べ方です。

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アンコウは捨てるところがなく、
身も皮も肝も全て食べることができます。

身はタンパクでしっかりした歯ごたえ、皮はプリプリといったように、
それぞれの部位には、独自の風味や食感があります。

なので、
最後まで飽きることなく食べられるのが魅力です。

アンコウの肝は、専門店によって味が異なりますが、
一般的に「味噌味」で食べることが多いです。

まず、アンコウの肝は薄皮血筋を取り除いて、
「出汁用」と「具材用」の2つに分けておきます。

薄皮が残っていると生臭さが残るので、
しっかり取り除いておきましょう。

それでは、アンコウの肝のだし汁の作り方です。

肝だし汁の作り方

1.
アンコウの肝を、土鍋で乾煎りします。

2.
熱でアンコウの肝が溶けて、脂分が出てきたところで
味噌と水を加えて、出汁にします。

アンコウの肝を出汁に使うことによって、
こってりした独特の風味が加わり、
一層美味しくなります。

具材用のアンコウの肝は、アンコウの身や野菜と一緒に軽く煮込みます。

ただし、アンコウの肝は脂肪分が多く、熱に溶けやすいため、
煮込み時間が長いとスープに溶けてしまうので気を付けましょう。

形を残したいのであれば、
アンコウの肝を少し大きめにカットしておくことをおすすめします。



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蒸して食べる方法

アンコウの肝といえば、
やはり蒸したアンコウの肝をポン酢で食べる「あん肝」ですよね!

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アンコウの肝の食べ方として、最も定番になっているあん肝の作り方についてご紹介します。

まず、あん肝を作る時には、
できるだけ新鮮なアンコウの肝を手に入れることをおすすめします。

スーパーで手軽に購入できるアンコウの肝の缶詰は、下処理が不要で便利ですが、
油臭さが残ってしまい、食べにくいと感じる人がいます。

一方、新鮮なアンコウの肝は、しっかり「血管」や「薄皮」の下処理をすれば、
臭みが全くなく美味しく食べることができますよ。

それではあん肝の作り方をみていきましょう!

あん肝の作り方

1.
下処理をしたアンコウの肝を、
酒:水=1:1の割合で混ぜた液に塩を少々と、あれば昆布を入れたものに浸けて、
30分~1時間ほど冷蔵庫に寝かせておきます。

2.
お酒でアンコウの肝の臭みを取った後は、アルミホイルを使って棒状に形成し、
蒸し器で30分程度火を通せば完成です。

適当な大きさに切り分けて、お皿に盛ったら、ポン酢をつけて頂きましょう。

お好みによって、「もみじおろし」や「あさつき」を添えても
美味しく食べることができます。



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ソテーにして食べる方法

アンコウの肝は「海のフォアグラ」と呼ばれ、
こってり濃厚な風味や食感がフォアグラと似ています。

そのため、アンコウの肝は、フォアグラと同じ調理方法でも
美味しく食べることができます。

あん肝のソテーの作り方

1.
上で紹介した、蒸したあん肝を輪切りにします。

2.
小麦粉をまぶして、バターで表面をパリッと焼きます。

お好みでいろんなソースを合わせるのも楽しみの一つですが、
一例として以下に紹介します。

ソースの作り方

1.
オリーブオイルでニンニクとあん肝を炒めます。

2.
そこに、白ワインとバルサミコ酢を50mlずつ入れたものに
はちみつ大さじ1、お好みの量のバターを加えて煮込みます。

ソテーは、材料さえ揃えば、誰でも簡単に挑戦できる調理方法なので、
初心者さんにもおすすめです。

あん肝が苦手な人でも、しっかり火を通すアンコウの肝のソテーであれば
食べやすくなります。

アンコウの肝はこってりしているので、
レモン」や「バルサミコ酢」など、
少し酸味があるソースとの相性が良いです。



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まとめ

今回は、アンコウの肝の食べ方について紹介しました。

調理の仕方によっては生臭さが残ってしまうので、
これを取り除くのが美味しく食べるポイントです。

  • 下処理の段階で、肝の周りの薄皮や血筋をしっかり取り除く。
  • 新鮮な肝を選ぶ。
  • 生のアンコウの肝は、下処理が面倒ですが、
    缶詰よりも美味しいので、是非挑戦してみてください。

    アンコウの肝の臭いなどが気になる人は、
    ソテーの方が食べやすくなるのでおすすめです。

    バターで風味をつけることによって、
    アンコウの肝の生臭さが軽減されます。

    肝の臭さに慣れてきたら、
    アンコウの共和えなんて食べ方もオススメですよ!

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ


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