「氷頭(ひず)なます」が食べれる地域はどこ?栄養はあるの?
記事公開日:2018年10月7日
透明でコリコリとした食感が特徴の高級珍味、
「氷頭なます」。
日本酒や白ワインに合うので、お酒の肴として人気があります!
しかし、あまり市販では「氷頭」が出回っていないため、
一部の地域を除いて、氷頭なますはあまり馴染みがありません。
今回は病みつきになる人も多い
「氷頭なます」
の魅力について調査してみたいと思います。
氷頭なますの作り方も紹介していますので、
気になる人は是非作ってみてくださいね!
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氷頭なますについて
まず、「氷頭(ひず)」というのは、鮭の頭からとれる、
「希少な軟骨」
のことです。
氷のように透明で、コリコリした食感があります。
ネットショップでは、氷頭だけで売っているケースもありますが、
鮭のあらや新巻鮭を購入した時に、頭部から氷頭を取り出して入手することもできます。
氷頭は薄切りにして、酢洗いをしてから酢漬けにして食べるのが一般的です。
好みによって、
なども一緒に添える場合があります。
人参や大根の酢漬けと一緒に食べる場合もあります。
どの地域で食べられるもの?
次に、氷頭なますが食べられる地域についてチェックしてみましょう。
氷頭なますは、鮭がよく獲れる
にて、郷土料理としてよく食べられているようです。
一般的ななますと同様に、氷頭なますもお正月などのお祝いの席で食べられることが多いようです。
しかし、氷頭は鮭の鼻先にある軟骨部分で、
とれる量が非常に少ないため、一般的には珍味として扱われています。
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氷頭なますに含まれる栄養
氷頭なますには、美容や健康に良い栄養がたっぷり含まれています。
特に注目されているのが、氷頭に含まれている「プロテオグリカン」です。
プロテオグリカンは、タンパク質と糖鎖が結合した糖質の一種。
保湿成分に優れており、アンチエイジング効果があることで知られています。
非常に安全性が高い食品のため、化粧品や健康食品などにもよく使用されています。
氷頭には、
が多く含まれているため、美容が気になる女性におすすめです。
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食べ方とレシピ
では次に、氷頭なますの食べ方とレシピについてチェックしてみましょう。
- 材料
- 鮭の頭:適量
- 塩:適量
- 酢(洗い用):適量
- 大根:1/3本
- 酢(なます用):200cc
- 三温糖:大さじ3
- 塩:小さじ1/4
1.
大根をすりおろし、水に浸して好みの辛さに調節しておきます。
2.
鮭のあら(もしくは新巻鮭)から、氷頭を取り出します。
3.
氷頭を薄くスライスしてから、塩を軽く振って2時間ほどおきます。
4.
水で軽く洗い流してから、今度はボールに氷頭と酢を加えて洗います。
5.
しっかり酢洗いした後は、ボールの中の汚い酢を捨て、もう一度新しい酢を入れて、2時間ほど漬けておきます。
6.
氷頭を酢漬けにしている間に、大根おろしを使ってなます用の甘酢を作ります。
7.
大根おろしに、なます用の酢・砂糖・塩を入れて混ぜ合わせます。
8.
酢漬けした氷頭は、キッチンペーパーやザルを利用して、しっかり水分を切ります。
9.
甘酢と氷頭を和えたら完成です。
氷頭自体には、生臭さがある為、お酢を合わせて臭みを消して、
なますで食べるのがポイントです。
下処理をしっかりしないと、生臭くなってしまうため、
面倒でもしっかり酢洗いをしましょう。
酢漬けにも時間がかかるため、
氷頭なますは前日から作り置きしておくほうがおすすめです。
お好みによって、柚子の皮の千切りやいくらなどのトッピングも◎。
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まとめ
プロテオグリカンやコラーゲンが豊富な氷頭なますは、
美容効果に期待ができることがわかりました。
氷頭は、スーパーなどで、一般的に出回っていないため入手は難しいですが、
鮭の頭部が手に入った時がチャンスです!
臭みを消すために、酢洗いの手間がかかりますが、
コリコリした食感はお酒の肴にピッタリです。
鮭を残さず、美味しく食べることができるので、
鮭の頭部が手に入った時には、是非自宅でも試してみてください。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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