小麦粉の保存方法!ダニが出ない保存の仕方はコレ!

記事公開日:2017年12月30日



ケーキやクッキーなどのお菓子を作る際に使う、

小麦粉

お好み焼きや揚げ物、魚のムニエルなどを作る際にも必要なので、
使用頻度が高い材料ですよね。

大きな袋で買った方がお得ですが、
そのまま置いておくとダニなどが発生することがあります。

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安全においしく使いたい場合は、
小麦粉はどうやって保存するのがベストなのでしょうか。

と、いうことで!

今回は小麦粉の保存方法についてまとめました。
ダニが発生しないおすすめの保存方法をチェックしていきましょう。



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小麦粉に発生するダニとは?

小麦粉に発生するダニはヒョウダニコナダニの2種類です。

どちらも小麦粉やパン粉、砂糖など様々な食品や、
ふすま、布団などに多く発生します。

他のダニ同様に夏場や湿度の高い梅雨時期に発生することが多く、
小麦粉の袋が開いていたり水回り近くに置いてしまうと
入り込みやすく繁殖しやすいので危険です。

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うっかりヒョウダニやコナダニの混じった小麦粉を口にしてしまうと
アレルギーを引き起こす危険があります。

湿疹、嘔吐、下痢、皮膚炎、呼吸困難などの症状が多いですが、
体質によってはアナフィラキシーショックを引き起こし命を落とす可能性もあります。

小麦粉の保存方法

では、小麦粉にダニを発生させないためには、
いったいどんな保存方法が良いのでしょうか。

常温、冷凍、冷蔵のそれぞれの方法でみていきましょう。

常温保存

常温保存の場合はダニの発生に十分に気を付ける必要があります。

ダニは気温が高く湿気が多い場所を好むのでキッチンの水回りや
ジメジメとした場所で常温保存するのは危険です。

涼しくて風通しが良く、直射日光の当たらない場所で保存しましょう。

またダニは小さな隙間から入り込むので袋の口をしっかり閉めるか、
密閉容器に入れ替えるのもおすすめです。

季節や温度によって保存期間は変わりますが、
涼しい季節であっても1、2ヶ月以内には使い切りましょう。

冷蔵保存

冷蔵庫の温度だとダニは活発に活動できないので、
ヒョウダニ・コナダニ対策には冷蔵保存がおすすめです。

しかし、冷蔵庫に入っている他の食材の臭いが小麦粉に移る危険があります。

臭い移りを防ぐためには小麦粉を小分けにしてラップに包み、
タッパーなどに入れて保存するようにしましょう。

冷凍保存の場合は4ヶ月前後は保存可能ですが、
早めに使い切らないと風味は損なわれてしまします。

また、結露の湿気が入り込むなどのトラブルもあるので、
できるだけ早く使い切るようにしましょう~。

冷凍保存

ちなみに小麦粉は冷凍保存も可能です。

冷凍保存の場合は小分けにしてラップなどに包み、
密封ビニールに入れて板状に均してから冷凍庫に入れます。

冷凍してもサラサラの状態で使えるので解凍の必要が無く便利ですが、
ラップやビニールが温度の変化から結露を起こす可能性が高いです。

そのため再びの冷凍はおすすめしません。

1回で使い切れる量を小分けにして、
必要な分だけ取り出すのが良いです。

冷凍保存の場合は半年程度は保存可能です。



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コナダニが出ない保存方法について

コナダニは高い気温だと活動が活発になり繁殖が進みます。

そのため小麦粉を保存する際に、湿度(しつど)を60%以下を保つこと。
これがコナダニを出さないポイントです。

また、コナダニは湿気を好むので
小麦粉の袋に除湿剤・乾燥剤を入れるのもおすすめです。

ダニというのは小さいのでどんなに細かい隙間でも侵入してしまいます。

よくある小麦粉の紙袋などは見た目にはしっかり口が閉まっていても
ダニの入り込む隙間が多いので保存袋としては不向きです。

ダニの侵入を防ぐのであれば密封ビニール袋を2重にするのがおすすめです。

不安な場合はさらにタッパーなどの箱に入れておくと
3重にブロックができるのでダニ対策としては安心です。



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小麦粉の中のコナダニの見分け方

小麦粉に発生するヒョウダニもコナダニも体長0.3mm~0.5mm程度しかないので
肉眼で駆除するのはとても困難です。

どうやって小麦粉とダニを見分けたらいいのでしょうか。

揺らしてみる

コナダニは白く小さいので小麦粉と肉眼で見分けるのはほぼ不可能です。

ただ、繁殖が進んで小麦粉とコナダニが入れ替わるほどに
コナダニが増殖した場合は小麦粉の袋を揺らすと、
袋の中でうごめくのが分かります。

この状態になった場合は食べることはできないのですぐに処分しましょう。

顕微鏡で見る

肉眼で判断するのは難しいですが、確認したい場合はシャーレなどに入れて
顕微鏡で見れば微かに動いているコナダニを見付けることができます。

こちらの動画で動いているコナダニが確認できます。

ショッキングな動画なので、
心臓の弱い人は再生ボタンを押さないように!

ちょっと透けたコナダニがうごめいてるのがわかりますね。
こんな状況の小麦粉を食べてしまうと考えると恐ろしいですね・・・。

なので保存をしっかり気を付けることが肝心です。



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まとめ

今回は小麦粉の保存方法について紹介しました。

小麦粉にはヒョウダニはコナダニが発生するので、
水回りや湿気の多い場所での保存は危険です。

常温保存でもダニ予防は可能ですが、
ダニを発生させたくない場合は冷蔵保存や冷凍保存がおすすめです。

ダニは50%の湿気に保てば5~10日程度で死滅します。

なので、保存の際に最初から湿度が低い状態で保存するのが、
一番安全なコナダニ対策の保存の仕方となります。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ


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