柿に栄養はあるの?食べ過ぎると便秘になるってホント?

記事公開日:2018年1月9日



日本の秋の果物といえば、

ですよね。^^

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甘くておいしくてデザートやおやつにピッタリです。

この柿。

普段は意識しないで食べていますが、
いったいどんな栄養素が含まれているのでしょうか。

身体に良い栄養素を含んでいるのなら、
たくさん食べて滋養を供給したいところ。

しかし、柿を食べ過ぎると便秘になるという話も聞きます。
これって本当のことなのでしょうか。

と、いうことで!

今回は柿に含まれる栄養素についてまとめました。
柿の実だけでなく皮の栄養素についてもチェックしてみましょう。



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柿に含まれる栄養素について

柿というのは昔から栄養価の高い食べ物として重宝されてきました。

柿が赤くなれば、医者が青くなる

という言葉があるくらい健康効果があり、柿さえ食べていれば
医者が要らないというくらい栄養素が詰まっています。

ではどんな栄養素があるのか紹介していきましょう。

柿に含まれる栄養素

まずビタミンとしてはβカロテンビタミンCが豊富です。

またミネラル成分も含まれており、

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • が含まれていて、特にカリウムが多量に含まれています。

    その他にも、

  • ペクチン
  • タンニン
  • が多く、トマトなどでお馴染みのリコピンも含まれています。

    食物繊維も多いですし、酵素も含んでいます。

    とにかく含まれている栄養素の種類が多いというのが柿の特徴ですね。

    柿に含まれる栄養素

  • ビタミンC
  • βカロテン
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • カリウム
  • ペクチン
  • タンニン
  • リコピン
  • 食物繊維
  • 酵素


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    柿に含まれる栄養の効能

    柿が赤くなれば、医者が青くなる

    と、いわれる理由の一つとしてビタミンCが豊富だというのが挙げられます。

    柿が旬になる10月11月は丁度肌寒くなり風邪を引く人が増えてきます。

    ビタミンCというのは風邪予防に良いのでビタミンCを豊富に含む
    柿を食べている人は風邪にかかりにくくなります。

    このことから、医者に掛からなくても健康を保つということが言われてきました。

    また、ビタミンC以外にも、柿に含まれるβカロテンは皮膚や粘膜を保護し、
    視覚や聴覚を正常に保ってくれる効果があります。

    そしてカリウム。

    これは余分な塩分の排泄を促し、
    高血圧を予防してくれます。

    また、運動による筋肉の痙攣やしびれを防いでくれるので、
    スポーツ選手にとっても重要な栄養素です。

    後の特徴として、タンニンには血中のアルコールを外に出そうとする作用があり、
    酵素もアルコール分解作用があります。

    そのため二日酔いのときにも、
    柿はおすすめな食べ物なのです。



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    食べ過ぎると便秘になる?

    「栄養たっぷりで身体に良さそう!」

    ということは分かりましたが、柿は、

    食べ過ぎると便秘になる

    という話も聞きます。
    本当に便秘になるのでしょうか。

    柿の食べ過ぎで便秘になるといわれる原因はタンニンにあります。

    タンニンというのはポリフェノールの一種であり、
    お茶などにも多く含まれている成分。

    なので摂取しても身体に害があるということはありません。

    しかし、過剰に摂取してしまうと腸の中で他の物質と混ざり合って膜を作りだし、
    食べ物の消化などの働きを邪魔してしまいます。

    結果、消化が上手くいかなくなりスムーズな排便が難しくなります。

    また、タンニンには便を固くする作用もあるので、
    便秘腹痛の原因となることも多いです。

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    しかし、タンニンを摂取すると必ず便秘になるわけではなく、
    柿1、2個であれば問題のない量ですし、
    体質によって便秘になる人もいればならない人もいます。

    元々胃腸が弱く、消化能力に乏しいという場合は、
    柿の食べ過ぎには注意した方がよさそうですね。
    (^^ゞ

    皮にも栄養ってあるの?

    柿は普通、皮を剥いて食べますよね。
    ただ、私の周りに皮ごと食べてしまうという人がいます。

    理由は、

    「その方が栄養があるから。」

    ということなのですが、
    これって本当なのでしょうか。

    ・・・・・・・

    よく野菜は皮の栄養が豊富といいますが、
    実は果物の皮にも豊富な栄養が含まれています。

    特に柿の皮にはペクチンという栄養が多く含まれていて、
    その含有量は果実よりも多いです。

    ペクチンには腸内の有害物質を排出し、大腸ガンを防ぐ効果がありますし、
    体内のコレステロールを下げてくれる万能な栄養素です。

    しかし、リンゴやナシと違って柿を皮ごと食べるのってちょっと抵抗がありますよね・・・。
    分厚くて固いですし口当たりが気になります。

    そこで今回は、せっかく栄養が含まれている、
    柿の皮を食べやすくする方法について紹介します。

      柿の皮のチップス

      柿の皮を食べやすい大きさに切って、オーブンでカラカラになるまで加熱します。
      仕上げに砂糖をまぶせば柿の皮チップスの完成です。

      お茶請けにもなりますし、子供のおやつにもおすすめです。

      柿の皮茶

      柿の皮をカラカラに乾燥させたものを茶葉にブレンドして
      お湯を注げば柿の皮の成分を含んだお茶になります。

      柿の風味がお茶に移るのでほのかに甘いお茶になります。

      クセのない紅茶に混ぜるのがおすすめです。

      柿を皮付きのまま食べる

      柿は皮を剥いて食べるのが普通かもしれませんが、
      熟れてくると皮も柔らかくなります。

      そうすると皮付きでもそこまで気になりません。
      加工しなくていいので一番簡単な皮の食べ方です。



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    まとめ

    今回は柿に含まれる栄養素について紹介しました。

    柿は栄養豊富なので旬の時期はどんどん食べておきたい果物です。

    柿に含まれるビタミンCは風邪予防だけでなく美容にも効果的ですし、
    カリウムはむくみ防止になるので女性にとってはメリットが大きいです。

    しかし、柿に含まれるタンニンは摂取し過ぎると便秘になる可能性があります。

    さらに川に多く含まれているペクチンも過剰に摂取すると
    お腹を下してしまい、下痢になり可能性があります。

    「便秘になるのか下痢になるのかはっきりしてよ!」

    なんて思ってしまいますよね。^^;

    過ぎたるは及ばざるがごとし

    ともいいます。

    なんでも食べ過ぎはあまり体には良くないことが多いです。

    そのため1日の摂取量には気を付け、
    一気に5個も6個も食べるようなことは控えるようにしましょう。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ


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