牛乳のカロリーは高いか低いか。飲みすぎると太る?危険?低脂肪だとカロリー量は違うの?

記事公開日:2017年10月20日



牛乳は大人にも子供にも人気の飲み物ですよね。

現代人に不足しがちなカルシウムを手軽に摂取できる。
そんな便利な側面もあります。

子供の健やかな成長のためにも、カルシウムは欠かせない存在。

カルシウムが不足すると、骨粗しょう症になったり、
神経過敏になりやすい傾向があります。

健康維持のためにも、牛乳は栄養価が高いので、
毎日の食事に取り入れたいところですよね。

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しかし!

牛乳は種類によっては、カロリーが非常に高く、
過剰摂取による健康被害の可能性もあるとも言われています。

健康のために飲んでいた牛乳が、
健康に悪影響を及ぼしているかもしれないなんて。

これって、一体どういうことなの!?

と、いうことで!

今回は牛乳のカロリーや、過剰摂取による牛乳の悪影響についてみていきましょう。



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牛乳のカロリーについて

牛乳は、他の食品よりカロリーが高いのかどうか。
まずは確認のために他の食品と比較してみましょう。

食品名 kcal
牛乳 200ml 137
ご飯 1杯 252
木綿豆腐 1丁 216
りんご 1個 138
牛レバー(100g) 134
うどん 1玉 182
コーラ 200ml 92

上記の表を見てみると、実は太りやすい飲み物として知られているコーラよりも牛乳の方がカロリーが高いことがわかります。

更にびっくりするのが、牛乳1杯(200ml)とうどん1玉があまり変わらないこと!

牛乳を2杯飲んだら、うどん1玉のカロリーをオーバーしてしまうということです。

こうしてみると、想像以上に牛乳は高カロリーであることがわかります。
体重が気になる人は、牛乳の飲み過ぎには、注意をした方が良さそうですね。



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牛乳の種類によるカロリーの違い

まず、乳及び乳製品の成分規格等に関する省令によると、牛乳の種類は主に以下の通りに分れます。

種類 調整有無 規格
普通牛乳 成分無調整 乳脂肪分3.0%以上で無脂乳固形分8.0%以上
成分調整牛乳 成分調整 無脂乳固形分8.0%以上
低脂肪牛乳 成分調整 乳脂肪分0.5%以上1.5%以下で無脂乳固形分8.0%以上
無脂肪牛乳 成分調整 乳脂肪分0.5%未満で無脂乳固形分8.0%以上

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そして、上記の牛乳が、どのくらいのカロリーになるかというと・・・・

牛乳200mlあたり

種類 カロリー
普通牛乳 135Kcal程度
成分調整牛乳 100Kcal程度
低脂肪牛乳 85Kcal程度
無脂肪牛乳 65Kcal程度

普通牛乳が、最もカロリーが高いことがわかります。

そして、成分調整牛乳が、思ったよりもカロリーが高いことも驚きです!

普通牛乳のカロリーの約半分に抑えられている無脂肪牛乳に比べ、
普通牛乳と成分調整牛乳の差はそれほど大きくありません。

成分調整牛乳は、普通の牛乳に比べて、
味が薄く「まずい」という声も多いですよね。

それだけに、カロリーもさぞカットされているのかと思いきや、
実際には大したカロリーオフにはなっていないようです。

これなら、普通牛乳の量を少なめにして摂取するのと変わらないかもしれません。



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飲みすぎると太るのか

牛乳は、高カロリーなので太りやすくなる傾向があります。

また、医学界における5大誌の1つ「BMJ」で、

牛乳を1日3杯以上摂取する場合、骨折の発生 + 死亡率が上昇する

という研究結果が発表されました。

なぜ牛乳を飲み過ぎると骨折が多くなるのか。

それは、カルシムの過剰摂取によって、
骨密度の低下をまねくことが原因と言われています。

血液中のカルシウムというのは、
約1%の濃度をキープするようになっています。

そして、カルシウムが1%を超えると
余計なカルシムを排出する仕組みになっているそうです。

牛乳の過剰摂取は、カルシウムの急激な排出を促進するため、
結果的に骨量が低下してしまいします。

そうすると、骨が脆くなり骨折しやすくなるという
悪循環の可能性が出てきてしまうというワケですね~。



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まとめ

牛乳は1日に1杯程度を飲むのであれば、
カルシウムの補給になり健康を維持する上でメリットがあります。

しかし、牛乳は高カロリーのため、2杯も飲むと、
ご飯1杯を食べるのと同じくらいのカロリーに匹敵するので注意が必要です。

ダイエット中の人は、特に注意が必要ですね。

ちなみに、カロリーが一番少ないのは無脂肪牛乳です。

日本ではあまり見かけないですし、
あまりおいしくないんですけどね…。

また、牛乳3杯以上になると、骨密度の低下につながり、
骨折の発生や死亡率が高まるというリスクもあります。

牛乳を健康的に飲むのであれば、
1日1杯(200ml)程度に抑えたほうが良さそうです。

急激なカルシウムの摂取は、骨量の低下を招く可能性があります。

一度に大量のカルシウムを摂取するのではなく、
毎日少しずつカルシウムを摂取し続ける方が安心そうですね。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ


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