白醤油とは?特徴と使い方について
記事公開日:2017年8月11日
白醤油。
調味料売り場いくと売っていますよね。
普通の醤油と違って色が白いので、
薄い色のお吸い物などを作るときに便利です。
普通の醤油と違って色が白く、お酢のような透き通った色をしていますが、なぜこんな色をしているのでしょうか。
作り方や原材料が違うのでしょうか。
また、味にはどんな特徴があって、
どんなふうに料理に使ったらいいのでしょうか。
と、いうことで!
今回は白醤油の特徴と使い方について紹介していきましょう。
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白醤油の特徴
白醤油の特徴と言えば、普通の醤油とは違うあのキレイに透き通った色ですよね。
お酢やみりんのような琥珀色をしています。
なぜあんな色をしているのかというと、普通の醤油とは原材料と製造工程が違うからなのです。
・・・・・・・
まず、普通の醤油というのは大豆と小麦と麹と塩を原材料に作られています。
一方、白醤油というのは大麦と醤油種麹と塩を原材料に作られています。
材料を混ぜて熟成させた後に沈殿物を取り除いて、キレイになった上澄みだけをすくったものが白醤油となります。
普通の醤油と違って淡く繊細な風味があり、甘い味わいが広がるのが特徴です。
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白醤油の使い方について
では、どんな時に白醤油を使うと良いのでしょうか。
白醤油は色が黒くならないので料理の色を汚したくないときによく使われます。
お吸い物や混ぜご飯などに使われることが多いですね。^^
また魚などの下味を付けたいときに白醤油に漬け込んだ後に焼くという方法もあります。
よく関西のツユは色が薄いといいますよね。
関東に比べて関西はうどんなどの汁の色を薄く作る傾向があります。
なので普通の醤油を使わずに白醤油で味付けをすることも多いのです。
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薄口醤油との違い
白醤油の説明は分かりましたが、
「色が薄い醤油なら薄口醤油でもいいんじゃない?」
と思う人もいるのではないでしょうか。
|・ω・)
そもそも白醤油と薄口醤油ってどう違うのでしょうか。
・・・・・・・
白醤油は原材料に大麦を使っていて、大豆を含まないのであの薄く透き通った色になるのですが、薄口醤油は大豆から作られています。
「大豆を使っているのに何で色が薄いの?」
と疑問に思いますよね。
実は薄口醤油というのは普通の醤油に比べて塩分を多めに入れていて、その結果熟成期間を短くしています。
熟成期間が短いので色も濃くならないのです。
(^-^)h
ちなみに熟成期間を長くすることで色を濃くしている醤油のことを「濃口醤油」と呼びます。
白だしとの違い
さて、ここでもう一つの疑問が・・・。
白だしも白醤油もちょっと似ていますよね。
では白だしはなにでできているのか。
白だしは、昆布、かつお節、しいたけなどで出汁をとったものに白醤油や薄口醤油、料理酒、みりん、砂糖などを加えた調味料のことをいいます。
つまり、白醤油とその他のいろいろな調味料を加えて料理に使いやすくしたものが白だしなので、白だしに白醤油が含まれることもありますが、同じものというわけではないということですね。
白だしは茶碗蒸しやおでんなどによく使われています。
いろいろな調味料が入っていて味が決まりやすいので自宅に一本あると便利です。
(^^ゞ
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まとめ
今回は白醤油の特徴と使い方について紹介しました。
普通の醤油とは原材料が違い、白醤油は大麦が原料になっています。
また、見た目はよく似ていますが、熟成期間が短い薄口醤油や、便利調味料である白だしとも違いがあります。
白醤油ってちょっと上品なイメージがありますよね。^^
色を大事にしたい時や、関西風の味にしたい時には、白醤油を使うと便利ですよ♪
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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