料理酒が切れた!日本酒、清酒、ワインなどで代用はできる?
記事公開日:2017年6月2日
煮物に深みを出したり、素材を柔らかくしてくれる、
料理には欠かせない調味料、
料理酒。
いつもはストックを買っておくのですが、
ときにはうっかり切らしてしまうことも。
(^^;
ひとっ走り買ってくればよい話ではあるのですが、
もう料理は完成間近。
お料理が冷めてしまうのも、なんだか悲しいですよね。
家にある手近な他のお酒で、代用って可能なのでしょうか。
と、いうことで!
今回は料理酒が切れたときの代用品についてまとめました。
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料理酒について
料理酒というのは、日本酒に食塩や酢や香料を付けて料理しやすいようにした調味料のこと。
味付けをすることで不可飲処置されるので法律上はお酒に分類されず、酒税もかかりません。
原材料は米、米麹、醸造アルコールで、アルコール度数は13度から14度未満。
ビールのアルコール度数が5度から7度なので結構アルコール度数は高いですね!
ひとことに料理酒といっても種類はいろいろで、
食塩の入っているもの、
ブドウ果汁の入っているもの、
水あめの入っているもの、
うまみ成分の入っているもの
などがあります。
料理専用のお酒として、「加塩料理酒」や「醸造調味料」、「合成清酒」と呼ばれています。
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日本酒で代用できる?
さて、料理酒は料理専用のお酒というとこはわかりましたが、それでは普通のお酒を料理用に使うことはできるのでしょうか。
まずは、日本酒からみていきましょう。
料理酒というのは日本酒に食塩や酢や香料を付けたもの。
なので、料理酒がない場合は日本酒で代用することができます。
風味も似ていますし、食塩や酢を加えればもっと料理酒の味に近づきます。
ただ日本酒は飲むために作られているので、料理をする上でのコクを出す、照りを出す、素材を柔らかくするという効果は料理酒に比べれば劣ります。
お吸い物や筑前煮などはともかく、魚などを調理する際はやはり料理酒を使った方がおいしくなります。
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清酒で代用できる?
次に清酒ではどうでしょうか。
清酒というのは日本酒の一種で、日本酒の濁りを取ったもののこと。
米と麹と水を原料にしているシンプルな造りのものを指し、あまりに糖分などで味付けしたものは清酒として認められない場合もあります。
風味はややあっさりしていますが、清酒も日本酒の一種なので、料理酒の代用に使うことができます。
しかしこれも日本酒と同じくアルコール飲料として作られたものなので、料理をする上での効果は薄れます。
ちなみに飲料としての清酒の他にも、料理専用の清酒というものも売られています。
料理専用の清酒は生臭みを消臭する効果に優れていたり、うまみ成分が豊富に含まれています。
ワインで代用できる?
次に、ワインではどうでしょうか。
ワインは赤と白がありますが、料理酒に代用する場合は白の方がいおすすめです。
白ワインは洋食でも魚の生臭みを取ったり、素材を柔らかくするために使われています。
料理にもよりますが、代用品としてはうってつけですね。
(´▽`v)
ただ、白ワインというのはブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料なので、どうしてもフルーティー感が抜けません。
また果汁を多く含むので変に甘みが強くなってしまいます。
白ワインにもさまざまな種類がありますが、代用する場合は甘味より酸味があり、あっさり風のものや辛口のものだと、料理用としてはベターですね。
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まとめ
今回は料理酒が切れたときの代用について紹介しました。
「料理酒もお酒だし、他のものでも簡単に代用できそう」
と思いきや、やはり料理酒は料理専用に作られているもの。
普通のお酒はそのまま飲むように作られていますので、料理用として代用するにはちょっと工夫が必要な場合もあります。
食塩や酢や香料が入っているものや、食材を柔らかくする効果のあるもの、甘みの強いものなど、お酒によって効果も違ってくるので、食材に合ったものをチョイスするようにしましょう。
代用品としておすすめなのは、「白ワイン」か「日本酒」ですね。
(^^ゞ
若干風味が変わったり、淡泊な味付けになってしまうのはいたしかたないので、ダシやみりんなどで調整するようにしましょう。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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