ヨーグルトを冷凍保存!冷凍する時のコツは?乳酸菌はどうなる?
記事公開日:2016年12月14日
ヨーグルトは美味しいうえにお腹にも良いので、
子供にも大人にも大人気ですよね。
でもお得に買おうとするとファミリーパックや4つ入りなど、
たくさん入っていて食べ切れないこともあります。
そんなときは便利になんとか上手に保存したいもの。
日持ちさせるといったらやはり冷凍ですが、
ヨーグルトは冷凍保存はできるのでしょうか。
今回はヨーグルトの保存方法についてまとめました。
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ヨーグルトは冷凍できるの?
フローズンヨーグルトなどがあるので、ヨーグルトは冷凍しても問題ないイメージがありますが、市販のヨーグルトをそのまま冷凍することはできるのでしょうか。
水っぽく生ったり、味が悪くなったりしないかちょっと心配ですよね。
(^^;
結論からいうとヨーグルトを冷凍することは可能です。
市販のフルーツ果肉入りのヨーグルトなどは凍らせるとフローズンヨーグルトアイスのようになります。
凍らせたヨーグルトを自然解凍させ、少し溶けたぐらいを食べると氷のシャキシャキ感とヨーグルトのトロトロ感が相まってかえって好みだったりします。(^^ゞ
しかし、本来市販のヨーグルトは冷凍させるように作られてはいません。
なので、冷凍・解凍させることでヨーグルトの中のホエ―というタンパク質が分離してしまって水っぽく浮いてしまったり、ヨーグルト本来の口当たりが失われ、舌触りが悪くなってしまう可能性もあります。
ホエ~。
特に無糖のヨーグルトなど不純物の少ないヨーグルトは分離しやくなります。
おそらくヨーグルトに含まれる水分が変質する可能性が高いからでしょう。
なので、分離しにくくなる対策としては付属の砂糖を足して混ぜて置いたり、シロップ、ハチミツを混ぜるなどしておくと分離を緩和させることができます。
なお、ヨーグルトは冷蔵保存向けに作られているので、残念ながら冷凍したからといって賞味期限が伸びたり倍になったりするわけではありません。
冷蔵庫に入りきらない時の最終手段と考えておくとよいですね。^^
一度やってみて、味が好みなようであれば、全然アリです。
冷凍する場合もできるだけ早めに食べましょう~。
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乳酸菌や栄養は減らない?
ヨーグルトを冷凍する上での一番の心配はやっぱり栄養の低下。
乳酸菌やビフィズス菌、栄養素が減ってしまったり、死滅したりしないか、という点ですよね。
ではヨーグルトに含まれる乳酸菌や栄養素は凍るとどうなるのでしょうか。
ヨーグルトの代表的な栄養素といえばやはりカルシウムですよね。
また、タンパク質やアミノ酸などもヨーグルトに代表される栄養素です。
意外とビタミンやモリブデンも含まれています。
実はこういった栄養は冷凍させても減少することはありません。
なので、凍らせることで劣化するという心配はありません。
しかし、タンパク質などは分離してしまうこともあるので、まったく変異しないとは言い切れません。
また、ビタミンなどは熱に弱いので、
「カチカチに凍っちゃったからレンジで解凍しよう!」
と熱を入れてしまうと減少してしまうことはあります。
そして乳酸菌やビフィズス菌ですが、こちらも凍らせることで死滅するということはありません。
乳酸菌は0度以下になると休止状態になるので眠っていることになります。
増えることもなければ減ることもありません。
しかし、凍らせる過程で手を加えたり、解凍時の温度変化で減少したり死滅したりして、数が減るという可能性は大いにあり得ます。
ヨーグルトを冷凍すること自体は問題ありませんが、栄養素や乳酸菌、ビフィズス菌を最高の状態でお腹の中に入れたいのであれば凍らせずにそのまま食べた方がいいかもしれませんね~。
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冷凍する時のコツ
「それでも冷凍するんだい!」
という場合の冷凍方法を紹介します。
小分けにする
ヨーグルトを冷凍するときは、できるだけ小分けにしましょう。
小さい容器に入れれば料理で使いたいときなど、必要な分だけ取り出せて便利ですし、器が小さければ空気に接する面も少なく酸化を防ぐことができます。
買ってきてそのまま冷凍
小さな4つ入り食べ切りサイズパックなどのヨーグルトは、開封せずにそのまま冷凍しちゃいましょう!
開封しなければ外気に触れることもありませんし、雑菌も入らないので長く保存することができます。一口サイズのアイスのようにポコン、と取り出せますよ♪
解凍方法について
さて、お次は凍らせたヨーグルトの解凍方法です。
解凍させたヨーグルトは自然解凍が一番。
トロトロのヨーグルト状態に戻したいのであれば一旦、冷蔵庫に入れてゆっくり解凍させてから食べます。
半解凍くらいのシャリシャリ感を楽しみたいのであれば、しばらく外に出しておけばいい感じに氷が解けます。
(^-^)h
しかし、
「どうしても今すぐに食べたい!」
とか
「カチカチに凍ったのでなかなか溶けない!」
という場合は電子レンジで解凍することもできます。
しかしやりすぎてしまうと温かいヨーグルトになってしまうので、温め時間には気を付けましょう~。
10秒、20秒単位でちょっとずつ溶かしていくのがおすすめです。
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まとめ
今回はヨーグルトの冷凍保存方法を紹介しました。
冷凍すると乳酸菌やビフィズス菌は死んでしまいそうですが、休止状態になるだけで死ぬわけではないようです。
冷蔵用に作られたものなので冷凍するのは正しい方法ではありませんが、大量に買ってしまって、
「どうしよう腐っちゃうな・・・」
というときは冷凍保存も良いかもしれませんね♪
保存期間が長いと、味はどんどん落ちてしまうので、
早めに食べ切るようにしましょう~。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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