いちじくの栄養!主な効能は?ドライいちじくにも栄養はあるの?

記事公開日:2016年9月28日
最終更新日:2017年4月20日



よく民家の庭先で生っているいちじく

そんなにメジャーな果物ではありませんが、
たまにスーパーで見かけますよね。

独特な味わいと素朴な甘味がおいしい果物です。

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そんないちじくの歴史は古く、
6千年以上前から栽培され続けています。

古代エジプトの壁画にも出てきますし、
有名な聖書のアダムとイブが禁断の実を食べたときに、
はずかしくなって体を隠したのもいちじくの葉です。

中国4000年の歴史もびっくりですよね。

それだけ長く愛されてるってことは、
やっぱり栄養も豊富なんでしょうか。

いちじくにはどんな栄養があるのでしょうか。
ドライフルーツにした場合の栄養の変化はいかに!?

と、いうことで!

今回はいちじくが持つ栄養や、
どんな効能があるのか。

この辺りをイチからじっくりまとめてみました。
略してイチジク!
(。・∀・)ノ

・・・・・・・

それではさっそくみていきましょう~。



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いちじくの栄養と効能

いちじくには、実にさまざまな栄養や効能があります。
ひとつ、ふたつ、じゃぁないんですよ。

全部挙げてくと大変なので、いくつかキニなる部分を
「ピクッ!」っとアップして紹介します。

「ペクチン」水溶性食物繊維

まず、いちじくの栄養として特記すべきは、豊富な食物繊維

いちじくに含まれる食物繊維は「ペクチン」といって、
お通じを良くしてくれる効果があります。

そういえば・・・・それっぽいお薬がありましたよね。

もともといちじくには便秘解消効果があり、
このペクチンは腸の動きを活発化させます。

おなかの調子を整えるので、コレすなわち、
美肌効果も期待できるというワケです。

「フィシン」タンパク質分解酵素

いちじくには「フィシン」というタンパク質分解酵素が含まれています。
タンパク質分解酵素は、食べたものの消化を促してくれる成分

なので、胃腸が弱っているときや、
食べ過ぎてしまったときにはおすすめです。

ちょっと食べ過ぎちゃったな・・・

というときにはデザートにいちじくを食べるとGOOD!
食べ物に混じって、体に取り入れたタンパク質の分解を促してくれます。

お肉とセットで食べると効果バツグン。
胃もたれ回避に最適なくだものなのです。
(^-^)h

またフィシンには二日酔いを和らげてくれる効果もあります。
飲み過ぎてしまった日はいちじくで二日酔い防止もできるのです。

植物性エストロゲン

エストロゲンってなんとなく聞いたことあるなーという人もいるかもしれませんね。

そう。
この成分は女性ホルモンのエストルゲンととても似た構造を持っています。

女性ホルモンのバランスを整える働きをしてくれるので、
更年期障害肌のトラブルのほか、
女性の月のもののトラブルにも良いとされています。

と、ざざっとまとめてみました。

食物繊維による便秘解消や、女性ホルモンの調整など、
女性によくある悩み、もろもろに良い効能が期待できますね。^^

主な栄養成分を抽出して紹介しましたが、それ以外にも、

いちじくに含まれる栄養

  • 鉄分
  • カリウム
  • ビタミンB1&B2&B6
  • ビタミンC
  • カルシウム
  • など、さまざまな栄養がバランス良く含まれています。

    ちなみに、最近ではいちじくに含まれている「ペストアルデヒド」について、
    ガン細胞を麻痺させて抑制する効果がありそうだと研究がすすめられています。

    果物売り場ではわき役っぽい扱いだし、
    道をるけば、「ほらよっ」って感じで木になっているいちじく。

    実は古来から延々と食べ続けられている、
    美容にも健康にも良い、ナイスな果物だったんですね~。



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      横道ほっとコラム

      いちじくの花ってどんな花?

      いちじくの花って見たことありますか?

      「庭先に実がなってるのは見るけど、花はみたことないな~」

      なんて人も多いのではないでしょうか。(^^

      いちじくは漢字で、

      無花果(ムカカ)」

      と書きます。

      今度、パソコンで「いちじく」と打って、
      文字変換してみてください。ちゃんとでますから。^^

      「じゃあ、いちじくに花はないの?」

      っていうと、実はしっかりあります。

      いちじくをパカッと二つに割ると、
      中にピンク色のつぶつぶがいっぱいありますよね。

      あれがいちじくの花です。

      「え、でもいちじくって実がなるじゃん」

      って思っちゃいますけど、いつも食べているアレは、
      実は、実ではなく咲いている花を食べているというワケです。

      イチゴも種はイチゴの周りについてるつぶつぶだということで有名ですが、
      いちじくも同じようなしくみになっているのですね~。

      ちなみに、いちじくは実だけでなく、
      葉の部分も「無花果葉(ムカカヨウ)」と言い、
      イボに塗って使う民間薬として使われます。



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    皮は剥いて食べるべき?

    さて、そんな栄養満点でいろいろな効能が期待できるいちじくですが、
    フルにその成分をとりいれるのであれば、にも着目したいところ。

    いちじくは固めの皮がついている果物ですよね。
    なので、皮をむく派が大多数かと思います。

    確かにいちじくの皮は固いですし、大きく育ったものは
    アクが強いので、剥いてから食べるのが普通です。

    が、実はいちじくは皮にも栄養がたっぷり含まれているのです。

    果実自体も食物線が多いですが、
    皮にはさらに多くの食物繊維が含まれています。

    また、赤や紫色に熟れたいちじくの皮には、

    アントシアニン

    というポリフェノールの一種が含まれています。

    アントシアニンはブルーベリーにも含まれている栄養素で、
    視力回復や、抗酸化作用があります。

    なので、栄養面を考えるのであれば皮ごと食べた方がお得なのです。

    ドライいちじくの栄養について

    ただ、

    いちじくは皮も栄養あるから食べた方がいいよ!

    って言われても・・・・。

    ちょっとイヤですよね。(^^;
    皮はおいしくないですし・・・。

    と、そんな場合に!

    おすすめなのがドライフルーツにしてあるいちじく、

    ドライいちじく!

    ドライいちじくは、天然サプリとも呼ばれていて、
    先ほど紹介したいちじくの栄養成分はもちろん、

    ふつうのいちじくと比べて何倍にもその効果がアップするのです。
    ∠( ˙-˙ )/

    ドライいちじくの栄養

  • 食物繊維 → 約5.7
  • 鉄分カリウムなどのミネラル → 約4~6
  • ビタミンAE → 2~3
  • しかも、砂糖を使っていないので、太る心配もありません。

    食べたい!出したい!痩せたい!

    トリプルコンボを実現できるわけですね~。
    (ノ*゚▽゚)ノ

    普通のいちじくを毎回デザート用にと買っていたら、
    おさいふにも優しくないですし、何より面倒ですよね。(^^;

    いちじくの栄養は効能をサクッパクッと摂るなら、
    ドライフルーツにしてあるいちじくを摂取するのがおすすめです。
    (^-^)h

    ちなみに、たべる分量は1日3~4個くらいが良いです。

    過ぎたるは猶及ばざるが如し

    数個食べれば十分に栄養も効果も発揮しますし、
    食べ過ぎてもあまり体によろしくないかと存じます。

    お菓子やケーキを食べるよりは断然ましとは思いますけどね。



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    まとめ

    今回はいちじくの栄養効能について紹介しました。

    家の庭から「はいよっ」っと成っていたり、
    果物屋で「いちようここにいるんですけど…」

    という存在感のいちじく。

    でも、某製品の名前になっているのは伊達じゃない

    いちじくには、豊富な栄養や、女性にうれしい、
    あんな効能やそんな効能があるスーパーな果物でした。

    あれ?
    実じゃないから果物っていっていいのかな?(^^;

    ダイエット効果やアンチエイジング効果も高いので、積極的にとっていきたいところ。
    ホントは皮まで食べた方がよいのですが、生の果実だとそれはちょっとむつかしいですよね。

    嗜好として丸ごと食べれれば、そりゃベストですが、

    「あたし、出したいのよ!」
    「あたし、痩せたいのよ!」

    なんて場合は、ドライフルーツにしてあるいちじく、

    ドライいちじく

    がおすすめですよ。
    (`・ω・´)

    人には言えない、あんなことや、そんなことで
    お悩みの方はぜひ一度、お試しくだださい。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノシ


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