ブルームきゅうりとは?どんな特徴がある品種なの?
記事公開日:2016年10月1日
スーパーのお野菜コーナーでたまに見かける、
ブルームきゅうり。
ぱっとみ、そんなにほかのきゅうりと違いが無いように見えますが、
いったいどんなきゅうりなのでしょうか。
実は市場に出ているきゅうりには、
の二種類があります。
どんな品種なのか。
どういった違いがあるのか。
ちょっと気になりますよね~。
と、いうことで!
今回はブルームきゅうりとブルームレスきゅうりの違いについてまとめました。
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ブルームきゅうりとは
ブルームきゅうりとは表面には白い粉が付いているきゅうりのこと。
この白い粉はきゅうりの果粉で、果粉(ブルーム)が付いているきゅうりなのでブルームきゅうりと呼ばれているのです。
(^-^)h
このブルームが何なのかというと、
きゅうりが自身の水分の蒸散を防ぐため、環境の変化から守るために分泌する成分
なのです。
白くて粉っぽくて手で触ると取れるので、
「もしかして農薬じゃ・・・」
と思ってしまいがちですが、身体に害のある物質ではありません。
ブルームきゅうりは表皮が薄いのが特徴で、また水分量が多いので食べた時の食感がシャキシャキッとしています。
そのシャキシャキ感を活かした、
きゅうりの漬け物などに向いています。
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ブルームレスきゅうりとは
ブルームレスきゅうりはブルームきゅうりとは違って、
表面に白い粉(果粉)が付いていないきゅうりのことです。
ブルームきゅうりは表面に付いている粉が農薬と紛らわしいと嫌がられることが多いので、
近年では市場で多くみられるのはほとんどブルームレスきゅうりです。
ブルームレスきゅうりは表面がツルツル、ツヤツヤとしていて、
ブルームきゅうりに比べて皮が固く歯ごたえがあるのが特徴です。
なので、炒め物や漬け物よりも生でサラダなどにして食べるのに向いています。
ちなみにブルームレスきゅうりは専用に育種したカボチャを台木として、接ぎ木することによって作れます。
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きゅうりの品種について
ということで、実はブルームきゅうりの方が普通のきゅうりで、
売りやすくするために白い粉をなくしたのがブルームレスきゅうりでした。
今はブルームレスきゅうりの方がメジャーになっており、
「白っぽい粉は農薬ってワケじゃないのよ~」
というアピールのために、「プルームきゅうり」とあえて明示してあるというわけですね~。
さて、そんなきゅうりですが、
プルーム or プルームレス以外にもじつはさまざまな種類が存在します。
ここでは、何種類か有名なきゅうりの品種をみてみましょう。
四川きゅうり
四川きゅうりは中国品種の四葉というきゅうりを改良したものです。
白いイボのきゅうりで、沢山のイボとシワが入っています。
表皮が薄くてイボが多いため傷つきやすく、
日持ちしにくいという特徴があります。
加賀太きゅうり
加賀太きゅうりはとても太いのが特徴で、
直径は6cmから7cmくらいあります。
1本の重さも600~800gくらいととても重くて、
大きいものだと1kgを越すものもあります。
表面がツルツルしてて果肉部分がとても厚く、
歯応えが良いきゅうりなのです♪
白きゅうり「ホワイティ25」
白きゅうり「ホワイティ25」は一般的なきゅうりと形や重さは似ていますが、色が白いのが特徴です。
果肉はしっかりしていますが、えぐみがなくて食べやすいのです。
(^-^)h
サラダなどにして生で食べるのがおすすめです。
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まとめ
今回はブルームきゅうりとブルームレスきゅうりの違いについて紹介しました。
ブルームきゅうりは表面に果粉が付いていて水気が多いきゅうりのことで、
ブルームレスきゅうりは粉が付いていなくてツルツルした歯ごたえの良いきゅうりのことです。
ブルームきゅうりは漬け物など、
ブルームレスきゅうりはサラダなどに向いています。
白っぽい粉は別に農薬なわけではないので、
安心して食べることができますよ!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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