鱧(ハモ)の旬の時期はいつ?産地や食べ方も紹介!
記事公開日:2016年9月30日
サカナへんに豊かと書いて鱧(はも)!
関東地方ではあまりメジャーではないですが、
京都や奈良の料亭などでは鱧料理は有名です。
鱧というと、ぼんやりと京都というイメージと、
高級というイメージはありますよね。
実際にどのような食べ方ができるのでしょうか。
いつごろ出回るおさかななのでしょうか。
と、いうことで!
今回は、鱧の旬の時期や産地、
食べ方についてまとめました。
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鱧(ハモ)の旬の時期について
鱧というのは一年中楽しめる魚で、
特に旬の時期がないという説があります。
しかーし!
その中でも特においしいといわれている時期が二回あります。
一回目の旬は6月から7月にかけて。
初夏になり気温が高くなる時期なので、鱧も動きも活発になり身も引き締まってくるんです。
また、梅雨を越した時期は水をたくさん飲んだ後なので鱧がおいしくなる時期だともいわれています。
8月を迎えると鱧は産卵の時期になります。
産卵を迎えると鱧はやせてしまい、風味が落ちてしまいます。
なので8月中はあまりおいしくないといわれています。
しかし、秋の終わりごろ10月くらいになると、産卵を終えた鱧は再び食欲が旺盛になり脂が乗ってきます。
なので、10月に二回目の旬が訪れるのです。
(^-^)h
この時期の鱧は、
といわれていて、たっぷりのった脂と奥深い味わいがあります。
食べ慣れている人から聞いた話では、若い時期の一回目の旬よりも二回目の旬の方が通好みでおいしいということでした。
10月の獲れたての鱧。
食べてみたいですねぇ。
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産地について
お次は鱧の産地について。
鱧は温かい海岸部の海を好むので、
南側の海岸部に多く生息しています。
産地としては西日本海が中心で、主に、
- 和歌山県
- 徳島県
- 愛媛県
- 山口県
- 長崎県
で多く出荷されています。
日本以外でも韓国、中国から輸入していて、
国産物より安価で流通されています。
京都の料理というイメージが強いのは、京都の夏に催される祇園祭で鱧料理がよく出されるのが理由ですね。
鱧料理は京都の文化とまでいわれていて、京都の料亭や旅館などでは祇園祭の観光客相手によく出されています。
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食べ方を紹介!
さて、では鱧の実際の食べ方についてみていきましょう。
鱧はウナギやアナゴなどに似ていて、結構さばくのが大変な魚です。
包丁を入れて内臓を取り除いてから、中骨を取り除き、細かい小骨を取り除いたりと手間が多く、素人が自宅でさばくにはちょっと難易度が高いです。^^;
スーパーや魚屋さんですでに下ろしたものを売っているので、そちらだとお手軽に鱧を楽しむことができます。
では、実際にお料理に使ってみましょう。
鱧のかば焼き
1.
鱧を皮側からグリルで焼いていきます。
2.
皮がパリッとしてきたらひっくり返して両面を焼きます。
3.
を混ぜてかば焼きのタレを作ります。
4.
鱧の表面にハケでかば焼きのタレを塗っていきます。
5.
タレを塗っては焼き、塗っては焼きを3~4回繰り返します。
6.
良い焼き色になったらできあがりです。
焼くときに重しがあるとそらずに焼けて便利ですよ!
鱧の湯引き
1.
鱧を包丁でスジ目を入れながら3、4センチに切ります。
2.
沸騰したお湯に昆布とお酒を入れて、白くなりくるりと丸まったら出します。
3.
すぐに氷水に浸けます。
4.
身が締まり、花のような形になったら取り出します。
5.
お皿に盛り付けたらできあがりです。
みりんに梅肉を入れてすりつぶした梅肉ダレにつけてさっぱりいただきましょう♪
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まとめ
今回は鱧の旬の時期や、おいしい食べ方を紹介しました。
鱧は料亭や旅館で出されることが多いので、手を出しにくいイメージがあるハモしれませんが、祇園祭の時期を外せばそんなに高価な魚ではありません。
あっさりとした鱧は梅肉とよく合いますが、
お吸い物にしてもなかなか良い出汁をだしてくれますよ!
たまには鱧でゴージャスな気分を味わってみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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