木綿豆腐と絹豆腐!上手な使い分け方法とは?
記事公開日:2016年9月15日
中華料理に。
冷ややっこに。
ダイエット中の豆腐ステーキに!
豆腐は何かと使い勝手の良い食材ですよね~。
ところで、豆腐を買うときって、どっちを買ってます??
どっちって、ホラ。
豆腐って二種類あるじゃないですか。
すなわち…
なんとなく絹豆腐のほうが好きなのでそっちを買ってしまっていますが、この二つってどのような違いがあるのでしょうか。
料理によっては使い分けた方がよいなど、暗黙のルールが存在するのでしょうか。
と、いうことで!
今回は、素朴な疑問、木綿豆腐と絹豆腐の違いについてまとめました。
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木綿豆腐と絹豆腐の違い
木綿豆腐と絹豆腐を食べ比べてみると、木綿豆腐の方が固くて口当たりがザラザラしていて、絹豆腐は柔らかくてツルツルしているという違いに気付きますよね。
なぜ食感に違いがあるのでしょうか。
実意はこの違いのヒミツは、木綿豆腐と絹豆腐は作り方にあるのです。
基本的にお豆腐は大豆を水に浸けて柔らかくした後に、搾って豆乳を抽出して、それを固めて作ります。
木綿豆腐の場合は抽出した豆乳にニガリなどの凝固剤を加え、木綿の布を敷いた型に流します。
その上に重石をのせて余分な水分を切って作ります。
「木綿豆腐」という名前も製造過程で使う木綿の布から来ているのです。
一方、絹豆腐の場合は木綿豆腐よりも濃い豆乳を使います。
濃い豆乳とニガリなどの凝固剤を加えて固めます。
木綿豆腐のように水分を切ったり重石をのせたりしないので、絹豆腐はたっぷり水分を含んでいるのです。
だからこそ柔らかくぷるぷるの食感なんですね~。
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それぞれの栄養とカロリーについて
さて、ここで木綿豆腐と絹豆腐の100gあたりのカロリーを比較してみましょう。
- 木綿豆腐 → 72kcal
絹豆腐 → 56kcal
となります。
「え?おなじような材料で作っているのにカロリーが違うの?」
と驚く方もいるかもしれませんが、先にも紹介したように絹豆腐に比べて木綿豆腐は凝縮して作られています。
なので絹豆腐に比べていろいろな栄養素がぎゅっと詰まっているのです~。
しかし「ダイエット中だから高カロリーな木綿豆腐は避けなくちゃ!」なんて心配する必要はありません。
確かに木綿豆腐は絹豆腐よりも高カロリーですが、凝縮されている分、タンパク質やカルシウム、鉄分、ビタミン、食物繊維なども豊富なのです。
ダイエットに必要な栄養素ばかりなのでむしろ積極的に食べるといい食材なのです。
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上手な使い分け方法
ではここから本題の使い分け方法についてみていきましょう。
木綿豆腐と絹豆腐は固さや口当たりが違うので、料理によって使い分けることも多いのです。
よく言われるのが麻婆豆腐で、崩れやすい麻婆豆腐は固くて型崩れしにくい木綿豆腐で作るのがいいとされています。
同様にすき焼きに入れるお豆腐なども崩れる可能性が高いので、木綿や木綿の焼き豆腐などが好まれます。
逆に冷奴などは柔らかい口当たりが好ましいので絹豆腐を使うことが多くなります。
ですが、固さや味、口当たりは好みにも寄るので、結局は自分に合っているほうを選ぶのがベターですね。
(´▽`v)
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まとめ
今回は木綿豆腐と絹豆腐の違いについて紹介しました。
木綿豆腐と絹豆腐は製造過程に違いがあるので、木綿豆腐は固めで凝縮された味、絹豆腐は柔らかく口当たりがよいという違いがあります。
煮崩したくないときは固めの木綿豆腐を使い、そのまま味わいたいときは柔らかい絹豆腐を使うなどの使い分けがスタンダードとなります。
料理に合わせていろいろ試してみるのもよいですね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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