柿は便秘解消になる?それとも便秘になる?その鍵はタンニンにあり!
記事公開日:2016年1月22日
最終更新日:2016年1月23日
秋になるの店先にならぶ柿。
ビタミンCやカロチンも豊富に含まれており、
子供のころは、よくおばあちゃんが、
「柿を食べると風邪をひかないんだよ!」
なんて、庭の柿を大量にくれたりしました。
今でも、冬になるとしょっちゅう柿を食べています。
(^^
しかし、そんな柿について、
ちょっと気になる情報をキャッチ。
それは、
「柿を食べすぎると便秘になる」
というお話。
「えっ。果物って普通、お通じは良くなるんじゃないの?」
と、思っちゃいますよね。
柿で便秘?
なぜなのでしょうか。
そもそも、ホントのことなのでしょうか。
どうやら、その鍵は、柿に含まれるタンニンにあるようなのです。
最近、大量に柿をいただいてもりもり食べていたので、
ちょっと心配になってきてしまいました・・・。
今のところ、お通じは正常ですが。
(^^;
ということで!
今回は柿に含まれる成分が身体にどう作用するのか、
どんな健康効果があるのかについて見てみましょう。
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柿に含まれる成分について
柿に含まれる成分といえば有名なのが、
先ほどもお話に出てきた。
「タンニン」
ですよね。でも、
タンニンってなに?
って聞かれると、よくわからないですね。
小学校の水槽の中にいる、壁に張り付いてる巻貝みたいなヤツのこと??
(それはタニシ!)
と、冗談はさておき・・・・。
柿って食べると渋みや苦味を少し感じますよね。
あれこそがタンニンの成分なのです。
このタンニンというのはポリフェノールの一種であり、
血圧を下げてくれる成分が含まれています。
また、タンニンには余分な脂肪を分解してくれる効果もあります。
そしてもう一つの特徴が、
食物繊維
柿には非常に食物繊維が多く含まれているので、
実は、便秘解消効果が期待できるのです。
特に食物繊維の多い甘柿や干し柿の場合は、その効果もアップ!
って、アレレ。
だったら全然、便秘になんてならないじゃないですか。
しかし・・・・!
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ただし食べ過ぎると・・・
柿は血圧を下げ、代謝を上げ、しかも便秘解消にも効果がある。
なんて良いこと尽くめの食べ物だと思いますよね!
・・・しかし食べ過ぎには注意が必要です。
というのも、実は柿に含まれるタンニンには排便を硬くする効果があり、
お通じが緩い場合は下痢防止にもなります。
ところがこれをとり過ぎてしまうと、
逆に便秘に繋がってしまうことがあります。
なるほど。
柿で便秘になるというのは、
によるものだったのですね。
(^-^)h
また、タンニンは身体の中の鉄分と結合して、水に溶けにくい
タンニン鉄
という新しい物質へと変化してしまいます。
このことにより鉄が身体に吸収されなくなり、
貧血になる可能性もあるようです。
慢性的に貧血症の場合や、妊娠中の場合などは気を付けたほうがよさそうですね。
適量であればとっても身体に良い柿。
ですが、食べ過ぎることで健康を阻害してしまう可能性もあります。
体に良い食べ物も、食べ過ぎると毒にもなりえる。
ということなんですね~。
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お通じを良くするために
食べ過ぎは良くないということはわかりましたが、
「食べ過ぎっていったいどれくらいよ。」
ってところですよね。
(^^;
目安としては甘柿なら1日に100g~200gが妥当です。
1日1個程度であれば問題ありません。
また、干し柿であれば2個くらいは大丈夫です。
ちなみに、本格的にお通じをよくしたい場合は、
柿の葉茶を利用すると良いですよ!
ビタミンCもたっぷりですし、
お手軽に柿の成分を摂取することが出来ます。
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まとめ
について紹介しました。
タンニンや食物繊維がたっぷり入った柿は健康に良いですが、
とり過ぎてしまうと、
と色々な健康を害する作用があるようです。
何事もほどほどに。
ちょこっとづついろんなものを食べなさいということですね。
いただいた柿が腐らない程度に、
ほどほどに食べていこうと思います。
(^^;
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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