玉ねぎのみじん切り!簡単な切り方は?ちょちょ切れる涙を止める方法も紹介!
記事公開日:2015年8月11日
最終更新日:2018年1月25日
ハンバーグやミートソースを手作りする時には欠かせない、
玉ねぎのみじん切り。
細かく切らなければ!
と頑張っていると、
今度は、涙が出てきて目が開けていられない~!
なんて事もしばしば(^^;
フードプロセッサーなら楽チンだけど、
あの複雑な構造をした容器や刃、
その他の部品を洗うくらいなら・・・・
やっぱりまな板の上で済ませてしまおう!
・・という気になりますよね(笑)
今日は包丁に慣れていない方でも、
簡単!安全!
に、細かいみじん切りができる方法をご紹介します(^^ゞ
そして料理はベテランという方でも泣かされてしまう、
玉ねぎが持つ涙のもとをを阻止して、涼しい顔で
玉ねぎを、
「シャシャシャァッ!」
っと、切る為の方法についても解説しちゃいます♪
ただでさえ忙しいごはん前に、
涙を拭っている暇なんてないですからね!
さあ!
涙をぬぐって、まずはキレイなみじん切りを目指して
切り方をマスターしましょう!
Sponsored Link
目次
玉ねぎのみじん切りを簡単・キレイに切る方法
まずは、一番ポピュラーな方法から!
こちらですっ
ポピュラーな玉ねぎみじんの作り方
1.
玉ねぎをよく洗い、頭とお尻を切り落としたら皮を剥き、縦半分に分割する。
2.
切った面を下にして置き、お尻の部分は5mm程度繋げたまま、縦方向に細かく切り込む。
3.
玉ねぎを90度回転させて、今度は包丁を寝かせた状態にして横方向に2,3回切り込む。
4.
最後に再び包丁を縦に持ち替え、1で入れた切り込みと交差するように、細かく切り刻んでいく。
5.
さらに細かくしたい場合は、包丁の先を片手で固定し、包丁を持った手を上下させながら全体をまんべんなく刻んでいく。
いかがでしょう|・ω・)
昔から受け継がれてきた伝統的な方法ですが、
料理1年生の方や包丁が苦手な方にとっては、
特に3の工程が恐ろしく思えると思います(^^;
そういう場合は3を飛ばして、「5で頑張る」という手もありますね♪
・・・・・・・
さて、ここからは私がオススメしたい新方式のご紹介!
一度でも玉ねぎのみじん切りにチャレンジした事のある方なら、
誰もがうなずくであろうストレスがあります。
それは切っていくうちに玉ねぎがズレたりバラけたりしてしまう事。
層になった構造である上に水分があるので、
これはある程度仕方のない事だと諦めていました。
ですが!
切り込みを入れる方向を変えるだけで、ビックリする程切りやすくなるんです。
切る方向とは、ポピュラー方式の「2の工程!」
お尻の部分が奥になるように置き、縦方向に包丁を入れましたよね。
今回紹介する方法では、それが横方向になるように切り込みを入れます。
つまり!
頭とお尻がサイドに来るように玉ねぎを配置して、
奥の一部を残して切り込みを入れていく訳です。
この状態から、切り込みに交差するように切っても十分ズレにくいのですが、
ぜひ一度試していただきたいのが
「スライド方式」
一度目の切り込みを最後まで終わらせたら、
切り込みが横線になるよう向きを変えて置き直してください。
その状態から、玉ねぎを手前から奥に倒すようにスライドさせます。
そうすると玉ねぎは平たい丸型に広がります。
そしたら今度は千切りをする時のように、端からトントンと切っていきます。
このやり方だと、厚みがない分玉ねぎが動かずに、
ズレたりバラけたりしないのでやりやすいんです♪
均一に火が通り、食感に差を出さない為にも、
みじん切りは出来るだけ同じ大きさにカットする事が大事(^^)b
上手に切る為に一番必要なのは、やっぱり数をこなす事ですが~
玉ねぎのみじん切りは、いろいろなお料理で登場する切り方なので、
その機会がやって来る度に奮闘して、少しずつ慣れていきましょう~♪
Sponsored Link
玉ねぎを切る時に泣かない方法について
昔は必ず大粒の涙を流すハメになっていたけれど、
最近は昔ほどではなくなったように思います。
って、油断してると、強烈なのに当たって、
大泣きする事になってしまったりするんですよね(^^;
玉ねぎには強烈なものと、無事に終わるものがあります。
でもそれを運任せにしなければいけないなんて事はありません。
調べてみると、たくさんの対処法があります。
まず、涙が出るのにはどういういきさつがあるのかを知っておきましょう!
涙の原因「硫化アリル」
涙の原因は、玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分にあります。
この硫化アリルは、包丁を入れるたびに玉ねぎから飛び出して、
私たちの鼻から侵入し、粘膜にくっつきます。
すると脳がそれを察知して、
「不法侵入者を追い出さなければ!」
と思い、硫化アリルを洗い流す為の「涙」を出すという仕組みなんです。
そこで注目したのが、硫化アリルは
「飛び出す」
という事と、
「鼻から入る」
という事。
その辺を踏まえたうえで、涙を流さない為の必殺技を、
さっそくご紹介します♪
硫化アリルを飛ばさない戦法
硫化アリルは温度が低いと飛散しにくくなり、
温度が高いと力が弱まる性質があります。
この性質を活かして、玉ねぎを冷やして、または温めてから切ると、
涙が出る確率を大幅に下げる事ができるのです!
冷やす場合は切る一時間前に冷蔵庫へ、
温める場合はラップで包み20秒ほどチンします。
硫化リアルの悲惨を防ぐ方法
冷やす場合 | 料理の一時間前に冷蔵庫に保存 |
暖める場合 | ラップでくるんで20秒ほどチン☆ |
そしてもう一つ、「よく切れる包丁を使う」というのも大事。
切れない包丁でギコギコすると、玉ねぎの組織が潰されて、
通常より多くの硫化アリルが飛び回ってしまうのです!
この戦法にあたるかはわかりませんが、
「扇風機を使う」
という、何ともユニークな方法も見つけました。
飛び出した硫化アリルを風の力で吹き飛ばすというおもしろい理論です(笑)
でも驚く事に、これも結構効果があるそうですよ!
今度、私もやってみたいと思います(笑)
Sponsored Link
硫化アリルを退治しちゃえ戦法
これは「水に弱い」という硫化アリルの性質を活かしたもの。
何かひとつの動作をするたびに水で洗い流して、
飛び出す前に退治してしまおうという方法です。
例えば頭とお尻を切り落としたら、一旦玉ねぎを水で流し、
皮を剥いたら水で流し、半分に割ったら水で流し・・・
というように、発生した硫化アリルをこまめに洗い流します。
その時包丁やまな板も一緒に洗うと、更に効果があるようです。
硫化アリルから身を守る戦法
これは結構昔から親しまれてきた方法かも知れませんね!
水中メガネや丸めたティッシュを鼻に入れて完全防備で戦いに挑みます(笑)
これって結構効果あるんですけど、この姿が許される場面と
そうじゃない場面があるんですよね~(^^;)
恋人にお料理をふるまう日には、できるだけ違う方法を選びましょう(笑)
硫化アリルから身を守る戦法:その2
その2は、ゴーグルやティッシュがなくてもできるセルフ護身術です。
それは・・・・
「口呼吸にする」
という、たったそれだけ!
先ほど説明した通り、硫化アリルの侵入経路は
「鼻」
なので、口から息を吸い込む事である程度の侵入は阻止できます。
こんなにたくさんの戦法があったとは驚きですね!
一度目が痛くなってしまったら最後、もう何をしても
涙が止まらなくなってしまい厄介です。
ロスタイムを作らない為にも、前もって対策をしておくと、
硫化アリルに打ち勝つ事ができると思いますよ♪
機会があったら、ぜひ試してみてくださいね♪
玉ねぎみじん切りの器具をご紹介
包丁を使わず、涙も流さないで、安全にみじん切りをしたい!
という時の助っ人には、最終手段フードカッターが便利です。
数ある商品の中でも、こちらはイチオシ!
T-fal マルチみじん切り器「ハンディチョッパー」
こちらのフードカッターは、フタのところにヒモで繋がったハンドルがついていて、
それを引っ張ると中の刃が回転し、食材をカットしてくれるという仕組みの手動式チョッパーです。
レビューを見ても、あっという間にみじん切りができると大評判♪
力はいらないので、女性やお子さんでも楽に使えて、
コンパクトサイズなので収納面でも優秀~。
何より見た目がカワイイですよね!
キッチンの片隅に置いておいてもスタイリッシュなデザインです。
器具を使う事での最大のメリットは、全てを同じ大きさに刻める、という点。
包丁で切ると、最後に残るひとかけらが
どうしても大きめになってしまうんですよね・・。
ハンドルを引く回数で細かさの調節ができるので、
使うお料理に合わせて手軽にカットできるのも嬉しいですね!
一台あれば他のお野菜にも使えるので~、
という場合には特にオススメです。
Sponsored Link
まとめ
レシピを見ると、よく、
「玉ねぎはみじん切りにして・・・」
なんて簡単に書いてあるけれど
実際やってみるとその工程だけで何分も掛かってしまう・・。
みじん切りって、けっこう大変な作業ですよね。
でも切り方のコツを押さえて、涙を拭う時間を省けば何て事はありません♪
玉ねぎのみじん切りは下ごしらえで、
その後にはやらなければいけない事がてんこ盛り!
だからと言って、
「どうせ食べるのは家族なんだから適当でいっか・・」
なんて諦めずに、スピーディーで
仕上がりの美しい玉ねぎのみじん切りを目指しましょう!
それでは、今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回は以上となります。
ご参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノシ
Sponsored Link
最近のコメント