紅菜苔(コウサイタイ)とはどんな野菜?食べ方はどうする?
記事公開日:2015年8月7日
最終更新日:2015年12月19日
名前からルックスから、とっても個性的な印象の
「紅菜苔」。
一癖も二癖もありそうな第一印象に、
ちょっぴり弱腰になってしまいそうですよね(^^;
そのカラフルな色合いは、原宿でなら溶け込んでも
地元のスーパーではけっこう浮きそうです(笑)
「やっぱり苦かったり渋かったり、クセがあるんじゃなかろうか・・・」
そんな不安を抱かせますが、
人も野菜も見た目だけでは何もわかりません( ̄^ ̄)b
今日はその「紅菜苔」が内に秘めた真の姿を暴いてしまおうと思います♪
まずは紅菜苔というお野菜について、簡単にご紹介していきましょう~
どうぞっ
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目次
紅菜苔ってどういう野菜なの?
「紅菜苔」
と書くと何だか中華な感じがしますよね。
では、
「コウサイタイ」
と聞いても・・・
やっぱり中華なイメージが湧きます(笑)
それもそのハズ、紅菜苔とは中国からやって来たお野菜で、
同じ国の出身である「チンゲンサイ」や「ターサイ」などの
中国野菜と同じアブラナ科の所属なのです(^-^)h
アブラナ科といえば、代表的なのは
「菜の花」
ですが、姿かたちがとってもよく似ていますね!
でも菜の花にはない、鮮やかに発色する赤紫色の茎が、
紅菜苔のトレードマークとなります。
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紅菜苔のお味は?
そして味も菜の花のように独特なものではなく、
苦味やえぐみはほとんどありません。
代わりにほのかな甘みがあり、
茎の部分はシャキシャキとして歯ざわりもいいんですよ♪
食用にするお花には通常、少なからず“クセ”というものがありますが、
この紅菜苔はとても食べやすいといわれています。
こんなド派手な姿をしていながら、とっても意外ですよね!
赤紫色の茎に緑の葉っぱ、てっぺんには黄色いお花を咲かせている紅菜苔。
売られている紅菜苔はその全てが食べられる所。
下ごしらえもいりません!
でもそのカラフルなルックスがちょっと・・・
と思う方もいるかと思いますが、
この茎の色は加熱すると緑色に変わります。
そうなるとますます菜の花チック(^^;)
日本でのお名前は、
「紅菜花(ベニナバナ)」というので、
やっぱり菜の花とは切っても切れない間柄のようです。
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紅菜苔の旬はいつごろ?
紅菜苔は真冬から春先にかけて出回るので、
「春を告げる野菜」
といわれています(^^ゞ
このほんのちょっとの旬を逃すとなかなか再会は難しいので、
時期が来たら目を光らせておきましょう!
さて、旬の時期まで菜の花とかぶっている紅菜苔ですが、
食べ方もやっぱり菜の花と一緒なんでしょうか?
「さっそく食べてみたい~!」
と言う場合のために、食べ方についても紹介しちゃいますね♪
紅菜苔はどうやって食べるのがおすすめ?
出身国が同じ野菜として紹介した
のように、中国から来たお野菜は必ずと言ってもいい程、
炒め物に向いています
油やお肉との相性が良く、シャキシャキとした
心地いい歯ごたえがあるのがその理由ですね!
紅菜苔も炒め物に大変マッチする野菜なんです。
強火で一気に火を通す炒め物だと、
紅菜苔が持つ独特な香りが引き立ちますよ♪
調理方法としては、
などで中華風に味つけをするのはテッパンですが、他にも、
なんてのも美味しいですね。
ご飯を多めに炊くという下準備をお忘れなく(笑)
・・・・・・・
私は麻婆春雨に紅菜苔を混ぜた事があるのですが、
それがまた最高な出来栄えでした!
ご飯が足りなくて、レンジでチンするレトルトのご飯を
追加した思い出がよみがえります(笑)
炒め物シリーズを語り出したら止まらないのですが、
他にももっとポピュラーなお料理があるのです~。
それは・・・・・
紅菜苔の食べ方としておすすめなのは「お浸し」
その王道料理とは・・・
お浸しです!
菜の花もお浸しが一般的ですが、
苦味がない分、味つけも簡単♪
オーソドックスな配合で、
しょうゆベースの純和風お浸しにしてもOK!
ベースをめんつゆやポン酢などに換えたり、
からしやゴマなどの薬味をプラスすると・・・・
よりいっそう美味しくできます!
他にも、
なんかを和えても美味です♪
・・・・・・・
お魚やお肉にちょこんと菜の花のお浸しを添えたものを、
高級な和食レストランなどで見かける事がありますよね(^^
茎もグリーンに変わり益々菜の花そっくりになった紅菜苔は、
その役割も果たします。
しかもクセがなく食べやすいのが嬉しいですね!
高級感があって、更に風情のある一皿にできちゃいますよ♪
ちなみに、完全に開いたお花を一つだけ取って、
最後にチョンと飾ると華やかに見せる事ができます(^^)b
手間いらずで豪華にできるなんて最高ですよね♪
お漬物もイケます♪
さて最後になりましたが、
どうしてもご紹介したいのがお漬物です!
作り方は至って簡単♪
1.
サッと湯通しする
2.
水気を絞る
3.
塩で軽く揉んでから重石を乗せて一晩漬けておくだけ
という3ステップの超簡単メニューですが、これが結構使えるんです。
日持ちがするおかげで、常備菜として蓄えておけるので、
と非常に重宝します(^^ゞ
鮮やかな緑色は、どんな場面でも華やかな彩りをくれるので、
お弁当の穴埋めにもいいかも知れませんね!
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まとめ
今日は「紅菜苔」という、いかにも自己主張の強そうなお野菜を紹介しました。
でも加熱すると緑色になって、見た目も味も他の食材と調和する、
意外にも協調性のあるそのギャップには驚きを隠せませんね(^^
冬の間に冷たい空気をたくさん吸い込み、
春の訪れを知らせるように店頭へ並びます。
何でもあの茎の赤紫色は、寒ければ寒いほど鮮やかに発色するのだそうです。
大好きな冷たい空気をいっぱい吸い込んで紅く色づいた紅菜苔は、
甘みも強くなって美味しいといわれています。
使い勝手もバツグンのお野菜ですから、
「菜の花は苦手・・・」
という方にもぜひ一度試していただきたいと思います♪
その時には一番ド派手な紅菜苔を選んで買ってくださいね!
今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました(*゚ー゚*)ノシ
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