玉ねぎの保存方法!吊るす、冷凍、保存袋、ベストなのはどれ?
記事公開日:2015年8月7日
最終更新日:2015年12月19日
包丁でトントン切れば、涙がポロポロ・・・
そんな料理素材の問題児、
玉ねぎ。
でも、保存面ではとっても優秀♪
買ってきたら慌てて冷蔵庫へ入れる必要もないし
スーパーの袋に入ったまま、床にゴロンと置いているって人がほとんどかなと思います。
それでも2、3日でダメになるなんて事はないので全然OK♪
ただし、新玉ねぎの場合は別です!
あれは水分を多く含むので、保存には注意が必要です(^^;
新玉ねぎの保存方法については別記事にまとめてありますので、
こちらをご参考くださいね(^^ゞ
さてさて、普通の玉ねぎにお話しを戻しましょう~。
常温で、そこらへんに転がっていても、
2~3週間はまったく問題なく食べられる玉ねぎ。
ですが、
「もっと長く保存したいけどいい方法ないかな」
なんてときは、傷まないようにちょっとだけ気をつけてあげなければいけません。
玉ねぎは常温でも保存できる強い子ですが、
湿気にはとにかく弱いんです・・・。
日本は湿度の高い国ですから、そこを一番に考えて方法を選べば、
いたみにくくなりますし、より新鮮な状態で食べられます!
では、実際にどういった保存方法があるのかというと~
という感じですね(^^ゞ
それぞれ、れっきとした「玉ねぎの保存方法」に違いはありませんが、
結局のところベストな保存法はどれなのでしょうか?
詳しいやり方や、使い道、メリット・デメリットなどをまとめました!
「あ、それ、いいな♪」
と、思うものがあったら、ぜひ採用してくださいね(^^v
それではさっそく見てみましょう~
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目次
玉ねぎの保存方法その1:吊るし方について
庭先にぶら下がっているたくさんの玉ねぎ・・・。
田舎に行くとよく目にする光景です。
あれは自慢したくて玉ねぎを飾っている訳ではなく、
日持ちがするようにと考え出された伝統的な保存法なのです。
先ほども言った通り、玉ねぎは湿気に弱いので、
吊るして空気にさらすという事は玉ねぎにとってとてもいい事ですよね!
野菜は汗をかきますので、互いが重なり合うとそれだけでも
「湿気」
になってしまうんです。
なので一つ一つが重ならないようにすると更にGOOD!
それではやり方のご紹介を( ̄▽ ̄)b
玉ねぎを吊るす保存方法
1.
まず袋になっているネットを用意します。
これはみかんのネットでも何でも構いませんが、私がオススメしたいのは
使わなくなった網タイツ
です(笑)。
あれってギュウ~ッと伸ばして履くものだから結構頑丈なんですよね♪
それにいっぱい入ります(笑)。
2.
ネット袋を調達したら、早速玉ねぎを「皮つき・生のまま」で一つ入れます。
3.
そしたらそこでひと結び!
4.
続いて二つ目を入れて、同じように結び目を作ります。
こうする事で互いが触れ合うのを防ぎ、
保存性を高める事ができる
のです~!
5.
全てを入れ終わったら、風通しが良く、日の当たらない
涼しい場所を選んで吊るしておきましょう♪
もしも玉ねぎが1個か2個程度であれば、目の粗いカゴでも代用できますよ♪
その場合は、玉ねぎ同士がくっつかないように、なるべく離して入れます。
間仕切りに新聞紙を使ってもいいですね!
新聞紙には吸水効果があるので、これならカゴが小さくても安心です。
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吊るす方法まとめ
- メリット
- 買ってきた状態のまま取っておける
- 質に変化がないので、どんなお料理にも使う事ができる
- デメリット
- 使う道具(ネットやカゴなど)の調達が面倒
- 庭先に玉ねぎが吊るしてある光景はあまりオシャレとはいえない
玉ねぎの保存方法その2:冷凍保存について
長期保存といったらやっぱり冷凍!
冷凍庫はこの世の宝ですよね。とっても便利です。
ですが、野菜や果物などの繊維質で水分の多いものを冷凍する場合には、
どうしてもデメリットが生じてしまいます。
それは、玉ねぎのチャームポイントでもある、
あのシャキシャキとした食感。
一度冷凍された玉ねぎは繊維が壊れてしまうので、
歯ごたえがなくなってしまうのです。
でもその「繊維が壊れた状態」を活用する事もできます!
この状態で期待できるのは、味がよく染み込むという事と、
火の通りが良くなるという事。
そこでぜひとも試して頂きたいのが
「あめ色玉ねぎ」
です(^ー^)h
じっくり1時間程かけて作らなければいけない、
あのあめ色玉ねぎが、なんと10分程度で出来てしまうのです♪
これは嬉しいですよね!
「飴色玉ねぎを早く作る方法~冷凍するだけで早くなる!?~」
生でいただくサラダには不向きですが、
こういった加熱料理なら問題ありませんね!
それでは冷凍保存のやり方をご紹介( ̄▽ ̄)b
玉ねぎの冷凍保存方法
- 丸ながら・・・
一般的には、丸ながらの冷凍はオススメできないといわれています。
それは解凍した時に玉ねぎの水分が抜けてしまい、
更に食感が悪くなってしまうからです。
ですが、ドライフルーツと同じで、水分が抜けるとその分甘みは凝縮します。
なので、実はあめ色玉ねぎなどの甘みを活かした玉ねぎ料理には
こちらの冷凍法も適しているんですね!
早くできて甘いあめ色玉ねぎを作る事ができます。
ラップでピッタリと覆い、更に冷凍用の保存袋に入れて冷凍しましょう!
- カットして・・・
- しっかりと空気を抜く事
- 平べったくする事
皮をむいてスライス、またはみじん切りにカットして、
ラップで包んだ後もう一度ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍します。
気をつけるべき点は2つ。
空気を抜く事で、更に劣化を遅らせる事ができるのです(^^)b
そして平べったくするのは、パキンと折って使いたい分だけを
取り分ける事ができるから。
小分けにしていくつもの塊ができるより、
こちらの方がスペース的にも使い勝手としてもいいのでオススメ♪
使う時は解凍せずに、直接調理する方が質を保てますよ!
冷凍する方法まとめ
- メリット
- 長期間の保存が可能
- カット済みのものなら解凍の必要がない
- 使いたい時に使いたい分だけを取り出せる
- あめ色玉ねぎが手軽に作れる
- デメリット
- 食感を楽しむお料理には使えない
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玉ねぎの保存方法その3:保存袋を使う方法
ラストは保存袋を使う方法です。
保存袋とは、一般的に「ジッパー付きのビニール袋」の事をいいます。
この保存袋は、
カット済み玉ねぎの保存向き!
なんです(^-^)h
丸ながらの状態では真空状態にするのが難しいですよね。
空気の入った状態では湿気がこもってしまい、
逆に劣化を早める可能性もあるんです。
ですが、カットしたものを真空に近い状態で袋詰めしたところで、
やっぱりそれでも完全とはいえません。
その上一度包丁を入れた野菜は、なるべく早く使わなければいけないので、
この場合は冷蔵庫で2,3日で使い切るのがベストです。
もう少し長く置きたいのであれば、冷凍にした方が無難ですね!
やり方は一緒で、冷蔵庫に入れるか冷凍庫に入れるかだけの違いですので、
使う予定が今のところないな~という時は、最初から冷凍にしてしまった方が安心。
そしてもう一つ、保存袋の仲間で
布製の巾着袋式のもの
があるのをご存知ですか?
これは野菜専用の保存袋で、真空にはできないけれど、
その分通気性が良い為に、丸ながらの保存ができます。
その1の「吊るす方法」に似た感じですね!
巾着袋なので、ヒモを引っ掛けて吊るしておく事もできます。
玉ねぎは空気に触れる事で元気な状態を保つ事ができるお野菜なので、
通気性の全くないビニール製の保存袋よりは、
布製の方がオススメかな~と思います。
保存袋を使う方法まとめ
- メリット
- 繊維を壊さずに保存できるので食感を保つ事ができる
- 切った状態で冷蔵庫にあるという事は、次に使う時とっても楽チン♪
- デメリット
- あまり日持ちしない
- わざわざ布製の保存袋を買ってまで、袋にこだわる理由が見つからない
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まとめ
玉ねぎを保存する時の3つの方法!
それぞれをメリットとデメリットと共にご紹介いたしました(^^ゞ
どれがベストか?という点では、私の個人的にはやっぱり、
「吊るす方法」
なんじゃないかな~って思っています。
包丁を入れたり、冷気に当てて凍らせたりするというのには、
少なからず玉ねぎにダメージを与えてしまいます。
それに引き換え、手を加えていない丸ながらの玉ねぎを、
自然の空気に当てながら保存する方法は、一番理想的だなー、と思います。
でもそれぞれの方法に、必ずメリットがありましたよね!
作るお料理や、使うタイミングによっては、
今回取り上げた3つのどれもが
「ベストな保存方法」
になるのではないでしょうか~(*^ー^*)b
私たちがどんなに汗をかこうとも、玉ねぎたちが
汗まみれにならないように気をつけて、美味しい状態でいただきましょうね♪
それでは!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ご参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノシ
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