もやしを袋のまま冷凍はアリ?冷凍保存方法と解凍したもやしの使い方は?

記事公開日:2015年7月31日
最終更新日:2015年12月19日



焼きそばの具として
野菜炒めやラーメンのトッピングに

いろいろな場面で使える食材のもやし

だけど、一袋は使わないんだよな~って事ありますよね!

袋に入ったもやし

何にでも使える上に安いから!

と、献立も決まっていないうちから何袋も買い込んでしまったり・・(笑)

そんな時に限ってもやし料理が浮かばず、
ついには買い置きがあった事さえ忘れかけて、

  • 気がついたらなんかやばい感じの液体が出てきてる・・・
  • もやし自体も、買ってきた時とは明らかに違う変な色に・・・
  • なんか袋を開けた瞬間からすっぱい臭いがするんだけど・・・
  • もうね。大辞典にのっちゃうんじゃないかっていうくらいあるあるな話ですよね~。

    こうなったらもう、そのもやしを救う方法はありません・・・。
    残念ですが、息を止めて袋から出し生ゴミとして廃棄です (ノ_-。)

    こんな悔しい思いをしない為に、

    もやしを冷凍して保存する!

    という技があります。

    栄養や食感は諦めて、

    もやしをムダにしない

    という事だけに集中する裏ワザ・・・

    というか荒ワザに近いものですが、冷凍はダメだと思われていたもやしも、
    方法によってはそれなりに質感をキープできるようです。

    その「方法」にはいろいろなものがありますが、
    今回は1番多くの方から推されている

    袋のまま冷凍

    にフォーカスしてみたいと思います。

    すぐに黄色くなるデリケートなもやしを、
    新鮮なまま冷凍できたらそんな嬉しい事はないけれど・・・。

    実際はどうなのでしょうか?

    併せて解凍の仕方と、解凍後のもやしのゆくすえについても探ってみましょう!
    美味しく食べることは可能なのか!?

    さっそく調べてみました。



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    買ってきたもやしを袋のまま冷凍はできるの?

    最初にお答えしてしまいますが、

    買ってきた袋のまま冷凍は可能です!

    先ほど

    いろいろな方法がある

    と言いましたが、その“方法”とは大きく分けて2つあります。

    生のまま冷凍する

    加熱処理などはせずに買ってきた袋のまま冷凍する。

    という方法。

    ただし、開封した使いかけのもやしを冷凍する場合は、
    密閉できる保存用袋などに移して冷凍します。

    下ゆでしてから冷凍する

    もうひとつが火を通してから冷凍保存する方法です。

    この場合は、沸騰したお湯にもやしを入れ、2~3分茹でます。
    その後、ザルにあけ、水気をきったら密閉できる保存用袋などに移し冷凍します。

    この2つですね(^^

    袋から空ける場合は1回分ずつ冷凍しておくと使う時に便利です♪

    こちらは生のまま冷凍するパターン*

    「野菜を生のまま冷凍! 作り置き万能ミックス野菜」

    それぞれのメリット、デメリットは?

    どちらの方法を選んだとしても、もやしの消費期限は大幅に延び
    ちゃんと食べる事はできるのですが、食感や質感、見た目に差が出ます。

    湯がいてから冷凍すると、その過程で多くの水分を吸い込むために
    まるっきりもやし感のない、グニャリとしたもやしになってしまうのです。

    冷水でしめるなんていうのはもっての外!

    もやしがシャキっとするといいますが、
    それはあくまでそのまま食べる時だけにしか使えない方法なのです。

    一度湯がいてから冷凍するメリットは、火を通しておく事で殺菌になり、
    安心して食べられるということくらい。

    じゃ生のままがオススメ?という事になりますが、これも、

    どちらかというとね!

    という程度です。

    もやしの水分は大豆もやしで92%、緑豆もやしで95%と、
    品種にかかわらずほとんどが水分といってもいいくらい。

    この水分が冷凍庫の中で凍り、解凍されると外へ出ます。

    この時残っているのはフニャっとした物体とその中にある繊維だけ。
    これが冷凍もやしが美味しくない理由なんですね。

    こうなったもやしを蘇らせる裏ワザとかがあればいいのですが、
    残念ながらそういった方法は今のところありません・・・。

    が、しか~~し!

    シャキシャキしていてピンピンと元気なもやしでなくても、
    美味しくいただけるお料理ならございます♪

    グニャグニャもやしの行く末は、意外にも希望に満ちていますよ!



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    冷凍したもやしに適した料理と適さない料理

    もやしって味というより食感が美味しい食材ですよね!

    そのもやしの命ともいえる食感を失ってしまった今、
    どんなお料理にすれば美味しくいただけるのでしょうか?

    その答えは結構シンプルなものです。

    冷凍したもやしは、水分が抜けて細胞組織が壊れた状態になっていますので、
    そこを利用しちゃいましょう。

    この状態なら「味が染み込みやすい」のです。

    クタッとなった姿も、味を染み込ませる為に手を掛けて煮込んだように見えます(笑)

    生で使うもやしよりも若干の臭みがありますので、

  • しょうゆベースの味つけにする
  • お酢を足す
  • など、少し強めの味つけをすると臭みも消えます。

    グニャっとなったもやしなのに、煮付けのようにすると途端に

    しんなりして美味しい

    という印象に変わるから不思議です(笑)

    冷凍したもやしはスープなどにするのがおすすめ

    この技は基本的に汁気の多いメニューなら何にでも使えます。

  • お味噌汁にポンっと放り込んだり
  • 中華スープや煮浸しにもOK
  • たくさんの具材とごちゃ混ぜになる野菜炒めや肉の炒め物に入れると、
    もやしだけが際立たずごまかせます。

    というか、いつもより味が行き渡って美味しいかも知れません。

    シャキシャキだけがもやしの楽しみ方ではないという事ですね♪

    ただ、比較的味薄味なメニューや、もやしの単品料理では、
    食感の悪さや臭みをごまかしきれない場合があります。

    そのメニューは新鮮な生のもやしを使う時に回して、
    冷凍もやしでこそ映えるメニューを選びましょうね!



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    解凍する時の注意点

    冷凍したら解凍するのが普通ですが、
    もやしは解凍せずにそのまま加熱しちゃいます。

    例えばお味噌汁に使うのであれば、玉ねぎやナスなど他の具材と一緒に、
    もやしは凍ったままお鍋に入れてしまいます。

    炒め物にする時も凍ったままフライパンに入れればOKです。

    自然解凍でゆっくり溶かすと、ただでさえヘナヘナのもやしが
    更に元気を失い、また臭みも増します。

    レンジの解凍機能なども使わず、直接調理しましょう!

    朝のお味噌汁作りに凍ったままポンッ!!

    冷凍したもやしは解凍せずそのまま味噌汁へ

    これは逆にありがたいですよね(笑)



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    まとめ

    もともと

    冷凍には向かない

    といわれているもやしですが、

    調理法や味つけ次第では問題なく使えます。

    生のもやしと比べると、

    アナタ、疲れてるの?

    と聞きたくなるようなクタクタ感が少し切ないですが、
    ゴミになってしまうよりはいいですよね!

    ただ、今日紹介した方法はあくまで使いきれない時だけの、緊急事態用のものです。

    ついつい値段に惹かれて買ってしまう事は私もありますが、
    やっぱり元気なもやしをシャキシャキいわせながら食べたいですよね。

    食感や栄養を失ってしまうのなら、例え20円で買った、
    もやしだったとしても高い買い物だと思います。

    使いきれる分だけ買う、食べられる分だけ作るというのが、
    何よりも大事なことのように私は思うのですd(^▽^)b

    これも一種の貧乏性かしら?(笑)

    今回は以上です。

    参考になりましたら幸いです(。・∀・)ノシ


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