つくし(土筆)の下処理!毒は大丈夫?簡単な料理や保存方法も紹介!
記事公開日:2016年11月10日
つくしが頭を出すと、
「もう春なんだなあ~」
と思いますよね。^^
つくしは、昔からつくしは家庭料理として親しまれてきました。
でも摘んできたつくしをいざ食べようとなると、
「どうやって食べればいいのだろう」
と、初めてだとちょっと悩んでしまうことってありますよね。
なんだか毒があるという話を聞いたこともありますし…。
そこで今回は、つくしを摘んできた時の、
下処理方法や保存方法についてまとめました。
それではさっそくみていきましょう!
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目次
つくしの下処理方法
まず、つくしを摘む際は大きくなり過ぎていない柔らかいつくしを選びましょう。
育ち過ぎてしまったつくしや、摘んでから時間が経ったつくしは固くなりますし、色も悪くなるので、摘んだらすぐに調理するようにしましょう~。
まずは「はかま」を取っていきます。
はかまというのはつくしの節にかぶさるように付いている部分の名称。
毒があるわけではありませんが固くて苦くて食べにくいので取り除いていきましょう。
はかまの取り方はコツがあり、片手でつくしを押さえてからはかまの真ん中に爪で切れ目を入れて裂いていきます。
裂け目ができたらくるくると剥いていきましょう。
はかまの取り方はこちらの動画でわかりやすく紹介されているので参考にしてみて下さいね!
はかまがキレイに取れたら水洗いして泥を落としましょう。
流水で丁寧に洗って、細かい部分を泥汚れ、ホコリ汚れを指でこすって落としていきます。
特にはかまのかぶさっていた部分は泥が溜まりやすいので念入りに洗いましょう。
キレイに洗ったら大きな鍋で茹でていきます。
鍋に塩を入れて沸騰してきたらつくしを加えます。
箸でかき回しながら茹でていき、5分間茹でたらザルにあげましょう。
これで下処理は完璧です。
(´▽`v)
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つくしには毒がある!?
「つくしは一度にあまりたくさん食べるな」
なんてことを聞いたことがありませんか?|・ω・)
言われなくともそんなにたくさんは食べられないよと思いますが、
なぜそのようなことが言い伝えられているのでしょうか。
疑問に思って調べてみると、つくしには確かに少量ですが毒性はありました。
アルカロイド(植物毒)といって、医療現場のお薬としても使われているようです。
大量に摂取すると、麻痺や幻覚作用があったりしますが、
つくしに含まれる量はかなり微量なので気にするほどではありません。
ちなみに、つくしの葉っぱ部分であるスギナは、乾燥させてスギナ茶にすることで、
漢方資材や、健康食品として販売されていたりもします。
少量であれば、むしろ体に良かったりしますが、
心臓・腎臓の弱い人や、まだ小さい子供の場合は、
控えた方がよいのと意見もあります。
「つくしの食中毒で人が倒れた!」
なんてニュースは聞いたことがないのでまず問題ないかと思いますが、
心配なようであれば、毒を洗い流して食べるお浸しにしするといった方法もあります。
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保存方法について
つくしといえば春の風物詩ですよね。
子供たちとわいわいつくしを摘むのは楽しいもの♪
でも家族でつくし採りした場合、
「たくさん採り過ぎて食べ切れない!」
ってこともありますよね。
そんな場合の保存方法を紹介していきましょう。
冷蔵保存の場合
つくしは常温だと1日程度しか保存が効きません。
シャキシャキ感が失われてしまうので冷蔵保存がおすすめです。
下処理したつくしの水気を切って、密封ビニールに入れて冷蔵庫で保存しましょう。
冷凍保存の場合
つくしは冷凍保存することもできます。
冷蔵保存と同じく、下処理をしたつくしの水気をよく切り、密封ビニールに入れて冷凍庫に入れましょう。
たくさん摘みすぎてしまった場合は冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存だと1ヶ月程度は保存できます。
(*゚ー゚*)
解凍する際は冷蔵庫に移して徐々に解凍していくか、外に出して自然解凍しましょう~。
つくしを使った簡単料理
さて、最後にせっかくなので、つくしを使った簡単な料理をご紹介しましょう。
今回は、バター炒めと天ぷらの二点です♪
つくしのバター炒め
- 材料(二人分)
- つくし:20本~30本
- ほうれん草:1束
- バター:1片
- 醤油:大さじ1
1.
つくしを下処理します。
2.
ほうれん草は鍋で茹でて食べやすい大きさに切ります。
3.
フライパンに油をひいてつくし、ほうれん草を入れます。
4.
しんなりしてきたらバターと醤油で味付けをすればできあがりです。
つくしの天ぷら
- 材料(二人分)
- つくし:20本~30本
- 天ぷら粉:大さじ1
- 冷水:適量
- サラダ油:適量
- 塩:適量
1.
下処理したつくしの水気を切っておきます。
2.
天ぷら粉を冷水で溶いてつくし数本を絡めます。
3.
かたまりのまま170度に温めたサラダ油で揚げていきましょう。
4.
カラッときつね色になったら取り出して塩を振ればできあがりです。
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まとめ
今回はつくしの下処理や保存方法について紹介しました。
つくしの下処理は面倒なイメージがありますが、はかまの取り方や洗い方はコツを掴めば簡単です。
(´▽`v)
一度に大量に下処理しておいて冷凍保存し、好きなときに使えばいろいろな料理に利用することができます。
つくしの毒に関しては少量なのであまり気にすることはありません。
心配なようであれば、茹でておけばより安全性が増しますよ。^^
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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