北海道の幻の食材「ルッツ」とは!?おいしいの?

記事公開日:2019年3月1日



人気バラエティー番組「笑ってコラえて!」でも紹介されたことのある「ルッツ」。

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食べ物なのですが、名前を聞いても食べ物って感じはしませんし、
得体の知れないグロテスクな外見も、とても食べ物とは思えません!

でも不気味な外見とは裏腹に、一度食べてみると病みつきになってしまうんです。
いったい「ルッツ」とは、どんな食べ物なのか、気になってきますよね。

そこで!

今回は、ちょっと不気味な見た目の食べ物「ルッツ」の
食べ方について紹介していきます!



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北海道の幻の食材「ルッツ」とは?

まずは気になる「ルッツ」の正体から見ていきましょう!

実は鯛釣りでよく餌として使用される「ユムシ」のことなんです。

釣りの時の餌!!!

人によってはここでもうアウト感出ちゃいますよね。。。
でも、もうちょっと見ていきましょう・・・

ユムシは北海道では「ルッツ」と呼ばれますが、九州地方では「イイマラ」とも呼ばれ、
それぞれの地域によって、呼び名が異なってきます。

日本では北海道の石狩市浜益の地域で食べられています。

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国内では限られた地域での食べ物ですが、
お隣の国・韓国では、炒め物や刺身にしてよく食べているようです。

実は1年中簡単に手に入るものではなく、
大しけの後」しか手に入らない貴重な食材と言われています。

    ユムシが海岸に来るまで

    普段は海底で生活していますが、年に数回、海が荒れて、
    うねりのある波が発生した時だけ、海底にいたユムシが海岸へ打ち上げられます。

なかなか手に入れることができないため、大量に手に入った時に、
内臓処理をしてから、冷凍保存しておくのが一般的です。

う~ん・・・
ぶっちゃけ、これだけだと
魅力が分からないですよね

でも、「ルッツ」の魅力はです!
次は味について見ていきましょう!



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ルッツの味について

それでは、「ルッツの味についてチェックしてみましょう。

見た目はアレですが、味や食感は悪くないんです!

一般的に、刺身は貝や生イカのように「コリコリした食感」で、
赤貝やミル貝のような味がするので、貝好きな人におすすめです。

火を加えて炒め物にした場合は、
柔らかく「ホルモンのような食感」になると言われています。
ホルモンよりも臭みが少ないので、食べやすいと人気があります。


これはちょっと食べてみたくなってきますよね。
次はいよいよ食べ方を見ていきましょう。



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調理方法と食べ方

「ルッツ」の代表的な食べ方は、「刺身」と「炒め物」です。

ルッツは生で食べる場合も、加熱調理する場合も、
まずは両端を切り落とし、内臓を処理します。
生臭さを残さないようにするためには、しっかり内臓を処理することが重要です。

それでは、調理法を紹介していきましょう。

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刺身の食べ方

刺身の場合は、ルッツを食べやすい大きさに切った後、
醤油+七味唐辛子」や「醤油+生姜」で食べます。

一般的に刺身と言えば、「わさび醤油」で食べることが多いですが、
ルッツの場合は、わさびで食べる人は少ないようです。

また、「ルッツ」は「唐辛子+麹+醤油」を漬けこんだ
「三升漬」という調味料を和えて食べるケースも多いようです。

三升漬は、北海道と東北地方の一部で食べられている保存食で、
唐辛子が入っているのでピリ辛です。

三升漬に漬けこんだ「ルッツ」は、お酒との相性も非常に良いため、
人気のある食べ方だそうです。

ワサビの辛さよりも、唐辛子の辛さが合うんですね~。

炒め物の調理方法

炒めて食べるときは、
内臓を処理して一口大に切った「ルッツ」を、フライパンで好きな味で炒めます。

塩胡椒だけでも美味しいですが、
磯臭さが苦手な人は、焼肉やジンギスカンのタレで炒めても美味しいですよ。

生の時は、コリコリしていたルッツの食感も、
炒めることによって柔らかいホルモンのような食感に変わります。

ホルモンよりも噛み切りやすく、食べやすいです。

好きな味付けで炒めるだけなので、カンタンに作れて良いですよね。



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まとめ

今回は、北海道の幻の食材ルッツ」について紹介しました。
見た目がグロテスクで衝撃的ですが、刺身や炒め物で美味しく食べられるんですね~。

でも、入手が難しくて、なかなか見ることが出来ない食材なんですね。。。

「ルッツ」の食べ方

  • 刺身:「醤油+七味唐辛子」や「醤油+生姜」、「唐辛子+麹+醤油」で食べる。
  • 炒め物:塩コショウ焼き肉のタレ等、お好みの味付けで炒める。
  • 「ルッツ」の味自体は美味しいようですが、これだけ見た目が気持ち悪いと、
    食材に触ることすら嫌な女性もいるかもしれませんね…。

    日本では珍味として重宝されている「ルッツ」ですが、
    自分でさばいて食べる自信がない人は多いと思います。

    そんな時は、北海道や韓国に旅行に行ったときに、試してみるのも手ですよね。
    旅先でのテンションで食べてみて、はまっちゃうかもしれませんよ!

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ


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