生クリームのカロリーは高い?動物性と植物性で違うの?

記事公開日:2017年9月8日



料理に使うとコクが出てとっても美味しい生クリーム

でも、生クリームはカロリーが高く、
不健康なイメージがあります。

美味しいけど、体には良くないという生クリームは、
健康のためにも気をつけたいもの!

null

スーパーでよく目にする、生クリームには、
動物性植物性がありますよね。

そう。
すなわち、生クリームホイップクリーム

この二つはどうちがうのでしょうか。
ホイップの方がやっぱりカロリーは低いのでしょうか。

と、いうことで!

今回はちょっと気になる、生クリームやホイップクリームのカロリーについてまとめました。



Sponsored Link




生クリームのカロリーは高いのか

まず、生クリームというのは、
一体どのくらいのカロリーがあるのでしょうか。

生クリームの取り扱いで有名な「タカナシ乳業」さんのHPによると、

    「特選北海道純生クリーム47」(200ml)で882kcal

前々から、生クリームは高カロリーなイメージがありましたが、
実際、本当に高カロリーなことがわかります。

一般的に、成人女性は1日2,000kcal程度の摂取量が必要と言われています。

そして、1日の摂取量を1日3回の食事で平均すると、
1食あたり約650kcal~700kcalの食事が必要となります。

生クリームの場合は、1パックで1食分を楽々とカロリーオーバーしてしまうのですから、いかに高カロリーであるかがわかりますよね。
(^^;



Sponsored Link

植物性の生クリームとは?

動物性の生クリームはカロリーが高い!
では、植物性のクリームではどうでしょうか。

そもそも、よくスーパーで見かける、

  • ホイップ
  • フレッシュ
  • という名前で知られている植物性のクリームは「生クリーム」ではありません

    実は「生クリーム」を名乗るためには、
    非常に厳しい条件が法律で課されています。

    厚生省令の乳等省令によって

      「生乳、牛乳または特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去し、乳脂肪分が18.0%以上にしたもの」

    と厳しく制限されています。

    そのため、植物油脂などから製造されている植物性のクリームは、「生クリーム」を名乗れないのです。

    植物油脂や添加物などを含んで製造されたクリームは正式には

    ホイップクリーム

    と表示されます。



    Sponsored Link

    動物性と植物性の生クリームを比べると

    では、まずは動物性と植物性の生クリームのカロリーを比べてみましょう。

    今回比較するのは、

    「タカナシ乳業」さんから出ている動物性の生クリーム「特選北海道純生クリーム47」」

    「雪印メグミルク」さんから出ている植物性クリーム「ホイップ 植物性脂肪」です。

    null

    「ホイップ 植物性脂肪」(200ml)は780kcalで、「特選北海道純生クリーム47」」(200ml)は882kcalよりは低カロリーです。

    しかし、1パック780kcalというのは、一般的に見て、やはり高カロリーな部類に入ると思います。

    動物性だろうが、植物性だろうが、生クリームはどっちにしても、高カロリーなことに変わりはありません。

    そして、動物性の生クリームは、原材料が「乳脂肪」で、
    植物性のホイップクリームは、原材料が「植物油脂や添加物などの混合物」

    であることが、一番大きな違いです。

    生クリーム ホイップクリーム
    商品名 特選北海道純生クリーム47 ホイップ植物性脂肪
    メーカー タカナシ乳業 雪印メグミルク
    カロリー 882kcal 780kcal
    原材料 乳脂肪 植物油脂や添加物などの混合物

    低脂肪やカロリーオフの生クリームについて

    植物性のホイップクリームの中には、
    「低脂肪」や「カロリーオフ」を謳う商品も多く見られます。

    では、実際にどのくらい成分やカロリーに違いがあるか見てみましょう。

    今回比較をするのは、「雪印メグミルク」さんの

  • ホイップ 植物性脂肪
  • ホイップ 低脂肪 植物性脂肪
  • です。

    一応、「ホイップ 低脂肪 植物性脂肪」のほうが、

    「ホイップ 植物性脂肪」に比べて脂肪分25%カット

    ということになっているようですが…。

    成分規格を見てみると、「ホイップ 植物性脂肪」は、

    無脂乳固形分:3.5%/植物性脂肪分:40.0%

    となっています。

    一方、「ホイップ 低脂肪 植物性脂肪」は、

    無脂乳固形分:4.0%/植物性脂肪分:30.0%

    となっています。

    結果、「ホイップ 低脂肪 植物性脂肪」の方が無脂乳固形分については0.5%多く、植物性脂肪分については10%少ない結果になっています。

    カロリーも780kcalの「ホイップ 植物性脂肪」に比べて、
    「ホイップ 低脂肪 植物性脂肪」の方が607kcalと低カロリーです。

    カロリーが気になる場合は、低脂肪の方が若干カロリーを抑えることができるようですね。



    Sponsored Link

    まとめ

    生クリームは動物性でも、植物性でも、非常に高カロリーだということがわかりました。

    また、「生クリーム」と「ホイップクリーム」には、原材料の違いがあり、法律で厳しく分類されているのも特徴です。

    そして、ホイップクリームは、「植物性」という言葉から、動物性の生クリームよりも「安全」と思われる人がいるかもしれませんが、実はそれが大間違い!

    ホイップクリームには、植物油脂の他に、「安定剤」や「添加物」などが含まれているため、意外に安全とは言えない成分が入っているので心配です。

    むしろ、乳脂肪のみで出来ている動物性の生クリームの方が、成分的には安心ではないかと考えています。

    健康のためには、動物性、植物性に拘らず、生クリームを控え、豆乳などで代用できないか工夫をしてみるのも良いですね。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ


    Sponsored Link


    この記事が参考になった場合は、こちらのボタンからポチッと応援くださると管理人が喜びます(^^

    おすすめ記事

    コメントを残す

    CAPTCHA


    サブコンテンツ

    このページの先頭へ