たまり醤油とは?普通の醤油との違いは?おいしい使い方も紹介!
記事公開日:2017年9月1日
たまり醤油。
たまにお料理の本の材料として書いてありますよね。
たまり醤油とはどういった醤油のことをいうのでしょうか。
普通の醤油とはなにが違うのでしょうか。
また、どんな料理に合うのかも普段使わないと、
イマイチ分からないですよね。
たまり醤油ってどんなふうに使えば
おいしくなるのでしょうか。
と、いうことで!
今回はたまり醤油の特徴や、おいしい使い方について紹介します。
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たまり醤油とは
たまり醤油は普通の醤油に比べて濃厚で、色が濃いのが特徴です。
刺身醤油や寿司醤油として売られていることもあります。
「たまり醤油」ともいわれますが、醤油を付けず単に「たまり」といわれることもあります。
たまり醤油はとても歴史の古いもので、最初に文献に登場するのはなんと慶長8年!
江戸時代から庶民に愛されている味なんですね~。
当時は味噌を作る工程で上澄みにできる液体を「たまり」と呼んでいて、それがたまり醤油の最初となりました。
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普通の醤油との違いについて
同じ醤油なのになぜ普通の醤油よりも色や味が濃厚になるのか気になりますよね。
実は醤油とたまり醤油は製造方法や原材料に違いがあります。
まず、普通の醤油というのは大豆と同量の小麦、塩、麹で作られています。
しかしたまり醤油は大豆と塩、麹で作られているので、小麦が入っていない分、大豆の味が濃くなるのです。
普通の醤油:大豆、小麦、塩、麹
たまり醤油:大豆、塩、麹
また、普通の醤油は製造過程を経て醤油を仕込んだ後に一年ほど熟成させます。
ところが!
たまり醤油の場合は三年間ほど熟成させることも多く、熟成期間が長い分、味も色も濃くなり、コクも深まっているのです。
(^-^)h
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どんな料理に使う?
たまり醤油ってお刺身に付けたり、お寿司の時に出すイメージがありますが、他にどんな料理に合わせたらいいのでしょうか。
今回はおすすめのたまり醤油レシピを紹介していきましょう。
大根のたまり醤油漬け
- 材料
- 大根:1本
- 砂糖:70g
- たまり醤油:100cc
- 昆布だし:10g
- 鷹の爪:少々
1.
大根は2~3cmの銀杏切りにします。
2.
- たまり醤油
- 砂糖
- 昆布だし
を混ぜて漬けダレを作ります。
3.
タッパーなどの容器に大根を入れて、漬けダレを注ぎます。
4.
鷹の爪を入れて、フタをしましょう。
5.
そのまま5日~1週間漬け込めばできあがりです。
アサリの佃煮
- 材料(二人分)
- アサリのむき身:200g
- たまり醤油:大さじ1
- 料理酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 水:100cc
- 生姜:1片
1.
生姜を千切りにします。
2.
鍋に、
- たまり醤油
- 水
- 料理酒
- みりん
- 生姜
を入れ火をつけます。
3.
沸騰してきたらアサリを入れて中火にします。
4.
煮汁が少なくなってきたら落し蓋をして5~6分煮ればできあがりです。
クリームチーズのたまり醤油漬け
- 材料(二人分)
- クリームチーズ:8個
- たまり醤油:大さじ2
- みりん:大さじ1
1.
市販のクリームチーズを食べやすい大きさに切ります。
2.
サイコロ状などにカットしてあるものはそのままで大丈夫です。
3.
たまり醤油とみりんを合わせたものを、密封容器かビニールに入れ、その中にクリームチーズを入れます。
4.
フタをしっかりして、そのまま冷蔵庫で2~3日漬ければできあがりです。
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まとめ
今回はたまり醤油の特徴や、おいしい使い方について紹介しました。
たまり醤油というのは小麦を使わずに大豆と塩だけで作っているので、普通の醤油に比べて濃厚になります。
また、たまり醤油というと和食に合わせるイメージが強いと思いますが、クリームチーズなどに合わせて洋風のおつまみにしてもおいしいくなりますよ♪
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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