うずらの卵の栄養!コレステロールは高い?普通の卵と比較すると・・・
記事公開日:2017年3月11日
中華丼の具材としても定番の、
うずらの卵!
お弁当のおかずにもよく入っている、
何かと使い勝手のいい食材です。
普通の卵よりも小っちゃくて可愛らしい見た目ですよね。
この小さな卵の中には、いったいどんな栄養が含まれているのでしょうか。
普通の卵と比べると、やっぱりコレステロールなども違ってくるのでしょうか。
と、いうことで!
今回はうずらの卵の栄養や、含まれるコレステロール量についてまとめました。
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うずらの卵の栄養
まずは、うずらの卵に含まれる栄養からみていきましょう。
うずらの卵は100gだと179kcal。
100gといっても分かりにくいですよね。
(^^;
1個分に換算すると、だいたい23kcalくらいになります。
1個が小さいので、ひとつふたつ食べたところであまり栄養がないと思われがち。
ですが、実はビタミンB12とセレンが豊富に含まれています。
ビタミンB12はタンパク質の代謝を促し、正常な赤血球を作ってくれる作用があります。
悪性貧血から身体を守ってくれる大事な栄養素。
もう一つのセレンは抗酸化作用があり、身体のサビを取ってアンチエイジングの手助けをしてくれます。
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コレステロールについて
さて、では次にコレステロールについてはどうでしょうか。
うずらの卵のコレステロール値は100gあたり470mg。
普通の卵(鶏卵)のコレステロール値が420mgなので比較するとうずらの卵はコレステロールが高い!
ということになりますね~。
しかし!
卵黄のコレステロール値は1400mgなので、ケーキやパンなどによく使う卵黄と比べるとコレステロール値はそこまで高くありません。
そもそも、
「コレステロール = 身体に悪いもの」
というのはちょっと違うんですよね。
コレステロールには細胞膜をつないでくれる役割やホルモンを構成する役割、ビタミンDの原料になってくれる効果があります。
コレステロールには、2種類あり、HDLコレステロールを「善玉コレステロール」LDLコレステロールを「悪玉コレステロール」と呼んでいます。
悪玉とはいってもLDLコレステロールのすべてが身体に悪いわけではありません。
ただ、摂りすぎてしまうと血管にへばりついて動脈硬化などを引き起こす原因になってしまうというわけです。
うずらの卵や鶏卵に含まれているのは善玉コレステロールの方。
善玉コレステロールには悪玉コレステロールの蓄積や血管の詰まりなどを防いでくれる効果があります。
なので「卵に含まれるコレステロールは身体に悪い」というのは間違いで、1~2個であれば毎日食べても大丈夫なのです。^^
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普通の卵と比較すると?
では次に、うずらの卵と普通の卵を比べてみましょう。
うずらの卵と普通の卵ってどっちが栄養が高いのでしょうか。
分かりやすく100gあたりで比較してみます。
うずらの卵 | 普通の卵 | |
カロリー | 179kcal | 151kcal |
コレステロール値 | 470mg | 420mg |
タンパク質 | 12.6g | 12.3g |
脂質 | 13.1g | 10.3g |
特出した栄養素 | ビタミンB12、セレン | ビオチン、セレン |
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンKなどの各種ビタミンはうずらの卵の方が高いですね。
また、リンや鉄なども多く含まれています。
ただ普通の卵の方がビオチンの含有量が多く、また必須アミノ酸も豊富に含まれています。
栄養豊富なうずらの卵ですが、普通の卵と同じ量を摂ろうとすると5~6個くらい食べなくてはいけないので、手軽に摂取しやすいのは普通の卵の方かもしれませんね~。
どちらの方が特に優れているというわけでもなく、料理に応じて使い分ければOKみたいですね。
中華丼にはやっぱりうずらの卵を使いたいですもんね。
(^^ゞ
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まとめ
今回はうずらの卵の栄養や、コレステロールを紹介しました。
普段何気なく食べているうずらの卵ですが、あの小っちゃい卵にはたくさんの栄養が含まれていました。
小さい分、栄養やコレステロールも高いのかな?と思っていましたが、思っていたよりは変わらなかったですね。
最近はコレステロールが気になっていたのですが、うずらの卵に含まれているのは善玉コレステロールなので1日4~5個であれば問題なさそうです。
ただ、卵と一緒で高コレステロールではあるので、食べ過ぎには注意したいところですね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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