ヨーグルトの作り方!牛乳からつくれるの!?菌の増やし方とは?
記事公開日:2016年12月21日
美味しいうえにお腹の健康にも良い、
ヨーグルト!
健康食品の代表ともいえる食べ物ですよね。
朝ごはんのデザートの定番でもあります。^^
さて。
そんなヨーグルトですが、なぜ健康に良いのでしょうか。
先ほども「お腹の健康に良い」とありましたが、
ズバリ、乳酸菌ですよね。^^
この乳酸菌がお腹(腸)で働いてくれて、
体を健康に保ってくれるのです。
実は、自作のヨーグルトだと、市販のものと比べて、
乳酸菌の量が通常の200倍にもなるんだとか!
にゅう・さん・きん!
にゅう・さん・きん!
(゚∀゚)o彡
でも、ヨーグルトを作るのって、
ちょっと高度な技術が必要な気がしますよね。。
「工場で何か特殊な加工をしないとなんじゃぁ」
って、そんなことはありません!
自宅でも簡単にできてしまうのです。
(´▽`v)
と、いうことで!
今回は自宅で簡単できる、
ヨーグルトの作り方を紹介します。
それではさっそくみていきましょう!
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ヨーグルト菌について
ヨーグルトに含まれるヨーグルト菌というと、
などのキーワードが思い浮かびますよね。
しかし乳酸菌やビフィズス菌といってもその2種類の菌がヨーグルトに入っているわけはなく、乳酸菌やビフィズス菌という大きなくくりの中に、数百もの種類の菌があるのです。
よくスーパーやデパートのヨーグルト売り場に行くと、ヨーグルトのパッケージに、
といった英数字が書いてありますよね。
あれは乳酸菌の種類を表しているんです。
とはいえ、詳しくない人には何が何だか分からないですよね~。
では身体に良いとされる代表的な乳酸菌やビフィズス菌の種類を紹介していきましょう。
乳酸菌
強い耐酸性を持っているので、胃酸で溶かされ死ぬことなく、生きたまま腸まで届くという特性を持っています。
また、生きたまま腸に届くだけでなく、長く留まり、住み付くという特徴もあるので、腸の中で発酵を続けて様々な健康効果を生み出してくれます。
ピロリ菌を退治してくれるので胃潰瘍、胃ガンの予防にもなりますし、消化液の分泌を正常にし、胃腸炎などを抑えてくれる効果があります。
ガセリ菌同様に、酸に強く消化液で分解されないため、大腸まで届くことができます。
ちょっと前に、
カスピ海ヨーグルト
って流行りましたよね。
(^^
クレモリス菌はカスピ海ヨーグルトに含まれている菌で、強い粘り気が特徴です。
老廃物を排出してくれるので便秘解消効果があり、腸内環境を調えるためアレルギー改善効果もあります。
また、抗炎症性成分があり、鼻の腫れや炎症を抑えてくれるので花粉症対策にも有効と言われています。
通称フェカリス菌と呼んでいますが、フェカリス種という菌種の下に菌株がたくさんあるので、
などたくさんの種類があります。
FK23などは乳酸菌飲料などでもよく見かけますね。
免疫力をアップしてくれることでも有名なんです。
また、抗がん作用や感染症予防効果、炎症抑制、整腸作用など様々な健康効果が期待さています。
ここに挙げたのはほんの一部で、ほかにもさまざまな種類が存在します。
ビフィズス菌
さて、ではもう一つ、ビフィズスはナニモノなのでしょうか。
言いにくいですよね。
ビフィズシュ菌。
ビフィズス菌は乳酸菌の一種ですが、腸内に与える健康効果が高く、他の乳酸菌とは違う性質を持っているものが多いため区別されることも多くなっています。
ビフィズス菌は現在32菌類に分類されていますが、その中でも代表的なものを紹介していきましょう。
世界で初めて発見されたビフィズス菌で、胃や腸の健康に役立ってくれることが世界的に知られています。
胃の粘膜を保護してくれ、炎症などから守ってくれる効果があり、また、ピロリ菌などを抑制してくれます。
ビタミンB群を生成し、余分なコレステロールを吸収する働きがあるので、美容効果が高いことでも知られています。
酸に強いので胃酸で死滅することのなく生きたまま腸まで届いてくれるビフィズス菌です。
善玉菌を増やして、悪玉菌を減らしてくれるので、整腸作用やガン予防効果が期待できます。
日本人の腸内には常在していて、乳幼児から成人までは一定の量が存在していますが、老化に伴って減少してしまうので、積極的に摂りいれたい菌でもありますね。
成人の腸内や膣内に常在しているビフィズス菌で、ビタミンを合成してくれる効果があることで知られています。
コレステロールを低下させ、サラサラ血を作ってくれる効果があるので、動脈硬化やダイエットにも効果的なんですよ!
つまり、これらの菌を牛乳に混ぜて発酵させれば、
「ヨーグルトのできあがり!」
というわけです。
(^-^)h
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菌の増やし方
さて、ヨーグルト菌があればヨーグルトが作れることはわかりましたが、
どうやったら菌を増やすことができるのでしょうか。
簡単な方法は上記でも紹介した種菌を使った増やし方です。
粉末状態で売っているので簡単に牛乳や豆乳に混ぜることができます。
「ヨーグルトの種菌ってどこで売ってるの?」
と思ってしまいますが、最近では百貨店やデパートなどで扱っています。
どうしても見つからない場合はネットで注文もできます。
ちなみに、種菌が手に入らなくても諦める必要はありません!
市販のヨーグルトから菌を増やしていきこともできるんです。
(^-^)h
牛乳からヨーグルトを作るのと同じ要領で、
の割合で混ぜて発酵させれば、
新たなヨーグルトを作ることが可能です。
また、乳酸菌を自分で作るという方法もあります。
材料は米ぬかや米のとぎ汁、砂糖、粗塩、水などがあれば大丈夫です。
全ての材料を容器に入れて上手く発酵させれば乳酸菌を自宅でてくることも可能です。
しかし、発酵には3日~7日間くらいかかりますし、
菌を育てるために30度をキープする必要があります。
小まめにかき混ぜつつ、雑菌が入らないように注意しなければならないので結構大変な作業ではあります・・・。
理論的には菌を自宅で増やすことができれば無限にヨーグルトはできますが、やはり何度も継ぎ足していると菌が弱くなってしまうので、段々ヨーグルトも固まらなくなってきます。
ヨーグルト工場のように常に菌を培養し品質を保つのは自宅ではちょっと難しいかもしれませんね~。
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ヨーグルトの作り方
さて、前置きがながくなりましたが、
実際にヨーグルトの作り方を紹介していきましょう。
- 材料
- 牛乳:500ml
- 粉末種菌:3g
- 保存瓶:1個
- 保温袋:1袋
1.
まず、使用する容器を煮沸消毒します。
かき混ぜる用のスプーンも熱湯を使ってサッと煮沸してください。
2.
牛乳は小鍋に移して、沸騰直前まで温めます。温め終わったら容器に移して冷ましましょう。
3.
牛乳を半分の量だけ熱湯消毒した瓶に入れて、そこに種菌を混ぜます。
4.
熱湯消毒したスプーンで種菌をゆっくり混ぜて溶かしていきます。
5.
しっかり種菌が溶けたら残りの牛乳も混ぜます。
6.
軽く混ぜあわせたら、しっかりと密封容器のフタをします。
7.
そのまま保温袋に入れて、温かい場所に置きましょう。
季節や温度によりますが、12時間~48時間くらい発酵させれば固まってきます。
8.
ヨーグルトが固まったのを確認したらフタを取ります。もっちりした粘りが出ていればできあがりです。
9.
固まったらすぐに冷蔵庫に入れましょう。
サンプルとしてカスピ海ヨーグルトの作り方動画を紹介します。
(。・∀・)ノ
ちなみに、できあがったヨーグルトを種菌用に取っておけば、またヨーグルトを作ることができます。
種菌ヨーグルト:2、牛乳:10の割合がおすすめです。
ただ、種菌を継ぎ足してヨーグルトを作っていると段々菌が弱ってくるので、継ぎ足しができるのは5、6回が限界となります。
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まとめ
今回は自宅で簡単に作れるヨーグルトの作り方を紹介しました。
乳酸菌やビフィズス菌は生きていますし、素人が自宅で作るのは大変というイメージがありますが、市販の種菌やすでに菌が生きているヨーグルトから作るのは意外と簡単なのですよ。
(´▽`v)
「それでも固まらない!」
という場合は常に菌に最適な温度を保ってくれるヨーグルトメーカーなどを使うと、上手に作れますよ~。
よろしければぜひお試しくださいね!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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