とびっこはなんの魚の卵?数の子との違いは?
記事公開日:2017年5月13日
お寿司屋さんに行くと注文できる、
とびっこ。
軍艦巻きになっていることが多く、赤くてプチプチしている魚卵のようなものがのっています。
タラコよりも小さいプチプチが口の中ではじけてとてもおいしいのですよね~。
ですがこの、とびっこ。
いったいなんの魚の卵なんでしょうか。
数の子とも似ているようですが何が違うのでしょうか。
と、いうことで!
今回はとびっこや数の子など、魚の卵の種類の違いについてまとめました。
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とびこはなんの卵?
「とびっこ」や「とびこ」の名称で売られている魚卵ですが、これは一体何の卵なんでしょうか。
とびっこというのは、トビウオの卵を塩漬けにしたもの。
トビウオというと翼のような胸ヒレを大きく広げて軽やかに水面を飛ぶイメージが強いですよね。
なので、素早くてスマートな魚という印象が強いですが、5月~7月は産卵時期になるのでお腹がぷっくり膨れてきます。
産卵時期になったトビウオは海岸に近付き、水深20mくらいの位置の岩肌や海藻に産卵をします。
色は透き通った黄金色で、大きさは1mm~2mm程度のとても小さいもの。
産み落とされた卵は糸のようなものでくっ付いていますが、その糸を取り除き塩漬けにしたものが「とびっこ」となるのです。
(^-^)h
ちなみに先ほど、とびっこは黄金色とありましたが、
「ちらし寿司や太巻きに入っているのは赤いけど何で?」
とちょっと不思議に思いますよね。
実はとびっこの色には差があり、あまりにも色が薄くおいしそうに見えないものに関しては人工的に色が付けられているものもあるようです。
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数の子との違いは?
とびっこの魚卵の大きさが小さいところや、プチプチした歯応えは、同じくお寿司屋さんで注文できる数の子とも似ていますよね。
この二つって同じものなんでしょうか。
・・・・・・・
正解をいうと、数の子というのはニシンの魚卵です。
メスのお腹から取り出した魚卵を塩漬けにしたり、天日干ししたりして加工したものを「数の子」と呼んでいるのです。
粒が多いことから「子だくさん」「子孫繁栄」のイメージが強く、縁起が良いということでお正月のお節料理や結納の席などでもよく出されています。
とびっこと粒の大きさや歯ごたえは似ていますが、数の子は粒自体がくっ付いていて、一本の棒状になっているのが特徴です。
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どんな食べ方ができる?
とびっこというとお寿司のイメージが強く
「レシピといったら巻物やちらし寿司くらいしか思いつかない」
って思いますよね。
和風なイメージですが、実は洋食にも使えたりします。
そこで今回はとびっこを使った我が家のおすすめレシピも紹介します。
旬の時期においしいとびっこをゲットしたらぜひ試してみてくださいね♪
とびっこのクリームパスタ
- 材料(2人分)
- パスタ:200g
- とびっこ:大さじ2
- 玉ねぎ:1/2個
- ベーコン:1枚
- 小麦粉:大さじ2
- 牛乳:大さじ2
- 生クリーム:大さじ2
- バター:1片
- 塩コショウ:適量
1.
玉ねぎを細切りにして、ベーコンを2cm各に切ります。
2.
フライパンに油をひいて玉ねぎとベーコンを炒めて、塩コショウで味付けします。
3.
別のフライパンに油をひいてバターを溶かします。
4.
溶けたら小麦粉を入れて弱火から中火で炒めていきましょう。
5.
焦げないようにヘラで混ぜながら炒めてサラサラになってきたら牛乳を加えます。
6.
ダマにならないようにさらに5分程度炒めて滑らかになったら生クリームを加えます。
7.
別に炒めていた玉ねぎとべコンを加えて混ぜます。
8.
鍋でパスタを茹でて、固めに茹でたらクリームソースの入ったフライパンに移します。
9.
ソースと絡めて塩コショウで味を調えます。
10.
お皿に盛り付けてとびっこを上からかければできあがりです。
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まとめ
今回はとびっこや数の子など、お魚の卵を使った食材の違いについて紹介しました。
とびっこはトビウオの卵を塩漬けにしたもの。
数の子と似ているようですが、数の子はニシンの卵なので親である魚の種類が違ってきます。
とびっこ → トビウオの卵
かずのこ → ニシンの卵
お寿司などの和食イメージが強いとびっこですが、洋食に合わせてもおいしくいただけます。
機会があれば、ぜひためしてみてくださいね!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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