塩の種類!料理に使う塩には何がある?それぞれの使い分け方も紹介!
記事公開日:2016年10月19日
スーパーなどで塩を買おうとしたときに、
塩にもいくつか種類がありますよね。
いつもの塩以外にも、
岩塩。とか、
食卓塩。とか。
クレイジーソルト。とか。
オーガニックストアなどにいくと、
瓶詰になったいろいろな種類の塩が並んでいたりします。
塩といえば、料理の決め手ともいわれる重要な調味料。
塩の種類によっても、味はかわってくるのでしょうか。
今回は、塩の種類や、それぞれの使い分けについてまとめました。
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塩の種類
まずは、塩の種類についてみていきましょう。
スーパーやデパートの食品売り場にはたくさんの塩が並んでいます。
が、大きく分けると塩の種類は三つに分類されます。
- 塩の種類
- 海水塩
- 岩塩
- 湖塩
それぞれどのような特徴があるのか紹介していきましょう。
海水塩
海水塩はその名の通り、海の水を原料として作られた塩のこと。
海のミネラル分たっぷりなので、
などが多く含まれています。
「多く」といっても、95%以上は塩化ナトリウムとなります。
さらに、塩化ナトリウムが99%以上で塩を乾燥させたものを、
食塩
と言います。
さらにこのパーセンテージが99.5%になると、特級塩となり、
高級品になりますが、おいしい反面、固まりやすくなります。
海水塩は、海の水を煮詰めたり、塩田に撒き蒸発させて塩を取り出しています。
塩田で干して作られた塩は、天日塩と呼ばれています。
海水塩に合う料理
海水塩は、日本で最も多く使われている塩となります。
海水塩は塩辛味が強いので刺激のある塩味と深い旨味が特徴。
魚介類や穀物などとよく合います。
魚の煮付け、雑炊、ハマグリのお吸い物など、なんでも広く使えます。
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岩塩
岩塩は一枚岩のように固まった塩のかたまりのこと。
岩塩ももともとは海の水なのですが、海があった場所が地殻変動や気候の変化で干上がった結果、塩の地層になったものとなります。
湿気の変化により結晶化しているので海水塩のようにサラサラはしていません。
大きな塩の結晶を砕いたり、削ったりして使用します。
クレイジーソルトに使われている塩もこの岩塩となります。
岩塩に合う料理
岩塩は塩化ナトリウムの純度が高いので塩辛さが強く、
シンプルな味わいが楽しめます。
こってりした料理に合わせると良いアクセントになるので、肉料理などによく使われます。
これは、焼いた肉や魚にスパイス感覚で使うと食材の旨味が引き立つからですね。
(^-^)h
ビーフステーキのほか、寿司や天ぷらなどに付けて食べることもあります。
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湖塩
湖塩は、湖の水を原料に作られている塩。
すべての湖に塩分が含まれるわけではありませんが、
塩分濃度の高い湖なら塩を作ることができます。
代表的な湖塩には、
などがあります。
ミネラルが豊富で味がまろやかという特徴があります。
湖塩に合う料理
湖塩は海水塩と同じくミネラルを多く含みますが、
湖の性質によってミネラルの種類、配合が変わってきます。
湖塩はまろやかな味わいが特徴で、また煮込み料理などでじっくり火を通すと甘みや深みも出てきます。
野菜のマリネ、洋風煮込み料理などによく使われます。
その他の塩
これまでに紹介した三種類の塩以外には、「食卓塩」があります。
これは、粗塩を煎ることでサラサラの状態になったものを指します。
炭化カルシウム、炭化ナトリウムでコーティングしているので湿気る心配がありません。
しかし、料理し終わった料理に使われることが多く、調理中に使うのには向いていないとされています。
というのも、食卓塩は炭酸マグネシウムや炭酸カルシウムなどを後から添付して意図的にさらさらにしています。
そのため、料理用の塩のようなにがり分が減ってしまい、味にコクがなくなってしまっているのです。
「味が足りない時にしょっぱくする用の塩」
といった感じですね。
最近よく売っている、
などもこの仲間に入ります。
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まとめ
今回は塩の種類や、それぞれの使い分けなどを紹介しました。
ひと言に塩といっても、いろいろな種類の塩がありました。
大きくは、
の三つでした。
ただし、塩の種類はそこからさらに塩の純度、とれた場所、国などで味が変わってきます。
岩塩は確かにお肉料理に合いますよね。^^
家に岩塩をがりがり削ってお肉に振りかける機械がほしいですけど、
家だとそんなにステーキばかり食べられないからなぁ。
クレイジーソルトで我慢です。
ヾ(;´▽`A“
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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海水塩に付いてですが、塩化ナトリウムが多ければ良い塩みたいな記事になってますが、間違いだと思います。
逆に塩化ナトリウムの割合が少ない方がミネラル成分が多くて良い塩ですよ。
な、なるほど。
純度が高ければおいしいとは限らないんですね。
深いですね、塩。
一度、ものすごい美味しい海水塩というものを食べてみたいものです。
コメントありがとうございます。